2000年3月16日開設

2000年春、遂に復活したビークル変形ロボット主体の新シリーズ「トランスフォーマー カーロボット」の商品情報を取り扱うコーナー。

2001年、海外へ進出したカーロボット。
“ROBOTS IN DISGUISE”コーナーは、こちらから。


■国内版玩具商品リスト&レビュー■

サイバトロン デストロンガー
C−001 炎の司令官 スーパーファイヤーコンボイ D−001 闇の破壊神 ギガトロン
C−002 剛腕闘士 ワイルドライド D−002 特殊工作兵 ガスカンク
C−003 交通機動隊員 マッハアラート D−003 森林剣士 ギルドー
C−004 爆走銃士 スピードブレイカー D−004 湿原兵 グッシャー
C−005 忍者首領 アートファイヤー D−005 牙提督 ゲルシャーク
C−006 鳥人忍者 イーグルキラー D−006 陸上参謀 グリジバー
C−007 破壊忍者 ウォーズ D−007 装甲参謀 ダンガー
C−008 引力忍者 エックスカー D−008 衛星参謀 シャトラー
C−009 猛進忍者 オックス D−009 航空参謀 ヘプター
C−010 狙撃忍者 カウンターアロー D−010 鋼鉄将軍 ドルレイラー
C−011 スパイチェンジャー DX6体セット D−011 戦闘スペシャリスト バルディガス
C−012 音速参謀 ジェイファイブ D−012 暗黒司令官 ブラックコンボイ
C−013 音速公安官 ジェイセブン D−013 究極破壊神 デビルギガトロン
C−014 音速公安官 ジェイフォー
C−015 3体合体公安官 JRX 
C−016 高速偵察員 インディーヒート
C−017 交通機動隊員 レッカーフック
C−018 太陽王 ビルドボーイ
C−019 森林王 ビルドハリケーン
C−020 砂漠王 ビルドタイフーン
C−021 火山王 ビルドサイクロン
C−022 鋼鉄大王 ビルドキング
C−023 機動隊長 ゴッドマグナス
C−024 局地戦闘員 スーパーワイルドライド
C−025 音速追撃員 スーパーマッハアラート
C−026 爆走騎士 スーパースピードブレイカー
C−027 サイバトロンシティー ブレイブマキシマス
最強司令官 超巨大合体ゴッドファイヤーコンボイ (2体合体形態なので、欄外に設置)

■その他のアイテム■

−限定商品−
■ゴッドファイヤーコンボイ スペシャルクリアバージョン(トイザらス限定)
■スーパーカーロボ3兄弟セット<クリアーバージョン>(イベント限定)

−応募キャンペーン景品−
■スーパーゴッドソード(ゴッドファイヤーコンボイ パワーアップキャンペーン)
■サイバトロンシティ(君の部屋がサイバトロン基地だ!キャンペーン)
■サイバトロンシティマップ(君の部屋がサイバトロン基地だ!キャンペーン)
■ブラックスーパーファイヤーコンボイ(DVD&セルビデオ応募特典)
−店頭キャンペーン景品−
■クリアスーパーファイヤーコンボイ(非売品)
■スーパーインディーヒート & スーパーレッカーフック(非売品)
■JUSCO オリジナル スパイチェンジャー(非売品)
-番外-
■スーパースパイチェンジャーくじ



■基礎的情報■


カーロボット:

 「カーロボット」の名称は、かつてのトランスフォーマーの前身である、「ダイアクロン」シリーズの中の一カテゴリの名称で、実車をモチーフとした、リアルな自動車からロボットに変形する一連の商品ラインに名づけられた物。
 それらの商品を、「ミクロマン」や「ダイアクロン」の他の変形ロボットとともに、海外向けに展開したのが、「トランスフォーマー」の起源だった訳で、この名称をシリーズ名に冠しリアル志向の自動車型変形ロボットを中心に据えた展開は、原点回帰的な意味合いがあると思われる。
 ただし、「カーロボット」とは、あくまでダイアクロン内のカテゴリ名であり、当時の「トランスフォーマー」の作品世界の中では、カーロボットというカテゴリ名は使用されておらず、自動車型ロボットの総称としては、「オートボット」のカテゴリ名が使われていた(注)。その為、この名称に対しては、若干の違和感を感じる。
                  
注:「オートボット」の名が使われたのは、雑誌記事/カタログ等のみで、実際の商品パッケージにはこの表記は無い。また、海外では、“AUTOBOT”とは、「サイバトロン」軍団のことを指す。



作品世界観:

 「カーロボット」のサイバトロンは、これまでの、トランスフォーマーシリーズ同様に、セイバートロン星からやってきた正義のロボット軍団とされている。その初期メンバーは全員が自動車型ロボットであり、デストロンを追って地球に飛来し、人類にとって最も身近な乗り物である、自動車に偽装して調査活動をしている。作品の時代設定は、ほぼ現代に近い21世紀とされており、サイバトロンのエンブレムは、最も初期の「トランスフォーマー」シリーズで使われていた、いわゆるG−1スタイルのものが採用されている。

 今回の「カーロボット」の世界では、敵側が、「デストロンガー」と呼称されるが、カタログ等によれば、これは、デストロン内のエリート部隊の名称という事らしい。彼らは、次元の裂け目から、21世紀の現代に出現、地球の支配とエネルギーの略奪を狙っている。
 初期メンバーは、自動車型のサイバトロンに対して、全員がビースト型のロボットで構成される。
 サイバトロンが、G-1スタイルのエンブレムを使用しているのに対して、デストロンガーは、ビーストウォーズ時代のデストロンのエンブレムが使用されている。先の設定から考えると、数世紀先の未来(ビーストウォーズの舞台となった時代)から、次元の裂け目を通って“現代”のG-1の時代に出現した、とも受け取れるが・・・。(細かい矛盾はさておき。)             


玩具:

 「トランスフォーマー カーロボット」の玩具は、サイバトロン側の大型、中型の自動車型ロボットは、新規に製作されているが、小型の自動車型ロボット「スパイチェンジャー」は、G−2時期の1995年に発売された商品をカラーを変えて流用している。 新規製作のカーロボット達は、ビーストウォーズ玩具で常識となった、球体ジョイントによる間接の可動や、武器の本体への収納といった要素を、フィードバックしたもの。デストロン側は、リーダーであるギガトロンこそ、新規製品だが、その他のメンバーは、ビーストウォーズの日本未発売商品を一部仕様変更して流用したもの。善悪で扱いの差は歴然である。

 また、両軍のメンバー数も、3月16日の第1弾発売の時点で、サイバトロン側の10体に対して、デストロンガー側は、わずかに4体で、ビーストウォーズ時期には、正義と悪がほぼ均等に発売されていたのに対して、この数量差は、正義のロボットを中心に展開した勇者シリーズのラインナップを思い起こさせる。トランスフォーマーの魅力の1つには「善悪の戦力的拮抗」という要素が、大ある事を忘れない様に願いたい。 

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