スパイチェンジャー C−005〜011


スパイチェンジャーは、海外で1995年度に発売されたミニカー型ロボットのカテゴリ”Go−Bots”
を仕様変更したもの。いずれも、いわゆるトミカサイズの自動車から変形する。

もともとのGo−Botsが、1/64サイズのミニカーとしてのプレイバリューを考慮に入れた設計だった
為に、「カーロボット」シリーズの”リアルな自動車が変形する”というコンセプトにもマッチしたアイテム
と言えるだろう。 「スパイチェンジャー」では一切触れられていないが、車輪には、金属製の車軸が
通されており、手で押し出すと高速で走行させることが出来る。

基本的には、カラーリングを変更しただけだが、新たなギミックとして、ボディのどこか1ヵ所に手で擦っ
て温めると浮かび上がるサイバトロンマークが隠されている。秘密エンブレム付きの小型自動車型TF
と言うと、海外で1985年に頒布された、ミニスパイ(Minispy)を思い出すが、今回のネーミングの由
来も、もしかしたら、そこにあるのかもしれない。

6体の名称は、それぞれ頭文字が50音順になっており、そのカラーリングは、ユニークで、どれも名称
から連想される意匠をデザイン化したプリントが施されている。
彼ら6人は、車に偽装して偵察活動をする忍者部隊と設定されているが、皆、1度見たら2度と見間違
う事は無い様な特徴的なカラーリングである。

尚、元になった、”Go-Bots”に関しては、TF研究室内「Go-Bots」と、TF紳士録 1995年リスト内
「ゴーボッツ」を参照のこと。


ロボットモード


カーモード

左から順に、

C−005 忍者首領 アートファイヤー
その名の通り、炎をデザインしたファイヤーパターンがプリントされている。

C−006 鳥人忍者 イーグルキラー
ボンネットに、ワシをデザイン化した意匠がプリントされている。

C−007 破壊忍者 ウォーズ
ボンネットに”戦”、サイドには、”WARS”のプリントが。

C−008 引力忍者 エックスカー
ボディがクリアー成形されており、その裏側からメタリックグリーンを塗装することで、
内部メカが透けて見える様な面白い効果を生んでいる。名称は、「X線」からか。

C−009 猛進忍者 オックス
ボディ全面に、牛柄がプリントされている。名は体を表し過ぎである。

C−010 狙撃忍者 カウンターアロー
フロント部分に、矢じりをデザイン化したプリントを持つ。

C−011 スパイチェンジャーDX6体セット
上記6台のボックスセット。単品売りは、ブリスター台紙である。


スパイチェンジャーのセールスポイントの一つ、
ボディに隠されたサイバトロンマーク。

図は、エックスカー。透明ボディとその裏側から
の彩色が確認できる。

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