カーロボ3兄弟の次男にあたるパトカー型のトランスフォーマー。3体の中では、最も変形 パターンがシンプルである。 カーモードでは、運転席内部に、ロボット脚部を収納する様になっているが、足の裏側 にあたる部分が、ちゃんとシートの形になっているのが面白い。ワイルドライド、スピード ブレイカーでは、ボディ全面がクリア成形に塗装処理で再現しているのに対して、この マッハアラートは、ルーフと左右ドア以外の部分はホワイト成形のプラスティックの地色 になっており、質感的に多少見劣りがするのが残念だ。 ロボットモード時に胸になる部分は、エンジンの形になっているが、カーモード時には、 このブロックは、ちゃんと本来のエンジンルームの位置に納まる様になっており、マフラー も接続されている。このエンジン部分とロボット両肩は、透明パーツで再現されており、 彩色によって、メカニカルな表現が施されている。 |
ビークルモード(パトカー) |
ロボットモード |
ギミック説明: マッハアラートには、他のカーロボットには無い、外付け式 のオプションパーツが付属している。このパーツは、通常は、 ロボットモード時の右腕に装着し、ミサイル発射器として使用 されるが、ロボット背部や、カーモード時の後部に装着して、 ジェットブースターとして使用する事も出来る。 この為に、ミサイルの弾体は、ロケットの噴射炎を模した形状 をしているが、これは現在海外で展開中の「BeastMachines」 の商品でミサイルの形が発射炎やエネルギーの奔流を模した 形状で表現されているのをフィードバックした物だと思われる。 このジェットブースターとミサイルは、カーモード時に内部に 収納する事はできない。 |
バリエーション(9/13追加)
マッハアラートは、後期生産分から、ウインドウ等のクリアーパーツが プレーンクリアーから、スモーククリアーに変更された。何故このような 仕様変更が行われたのかは知る由も無いが、この変更によって、ロボット モード時の肩や胸パーツの透明であるが故の頼り無い雰囲気が払拭され 力強い印象になった。カーモード時にも同じく、精悍さが増したような印象 を受ける。 ただし、アニメ劇中での配色は、初期版のクリアーをイメージした水色なの で、これにこだわる方は、わざわざ再購入する必要は無いだろう。 玩具本体の生産年月を表す刻印によれば、2000年4月からの生産分 が、この仕様になっている様だが、実際に市場に出回ったのは、初期出 荷分の流通在庫が無くなってきたと思われる、6〜7月頃から。 |
ビークルモード(パトカー) |
ロボットモード |