C−003 マッハアラート


カーロボ3兄弟の次男にあたるパトカー型のトランスフォーマー。3体の中では、最も変形
パターンがシンプルである。

カーモードでは、運転席内部に、ロボット脚部を収納する様になっているが、足の裏側
にあたる部分が、ちゃんとシートの形になっているのが面白い。ワイルドライド、スピード
ブレイカーでは、ボディ全面がクリア成形に塗装処理で再現しているのに対して、この
マッハアラートは、ルーフと左右ドア以外の部分はホワイト成形のプラスティックの地色
になっており、質感的に多少見劣りがするのが残念だ。

ロボットモード時に胸になる部分は、エンジンの形になっているが、カーモード時には、
このブロックは、ちゃんと本来のエンジンルームの位置に納まる様になっており、マフラー
も接続されている。このエンジン部分とロボット両肩は、透明パーツで再現されており、
彩色によって、メカニカルな表現が施されている。


ビークルモード(パトカー)

ロボットモード




   ギミック説明:

マッハアラートには、他のカーロボットには無い、外付け式
のオプションパーツが付属している。このパーツは、通常は、
ロボットモード時の右腕に装着し、ミサイル発射器として使用
されるが、ロボット背部や、カーモード時の後部に装着して、
ジェットブースターとして使用する事も出来る。

この為に、ミサイルの弾体は、ロケットの噴射炎を模した形状
をしているが、これは現在海外で展開中の「BeastMachines」
の商品でミサイルの形が発射炎やエネルギーの奔流を模した
形状で表現されているのをフィードバックした物だと思われる。

このジェットブースターとミサイルは、カーモード時に内部に
収納する事はできない。

バリエーション(9/13追加)

マッハアラートは、後期生産分から、ウインドウ等のクリアーパーツが
プレーンクリアーから、スモーククリアーに変更された。何故このような
仕様変更が行われたのかは知る由も無いが、この変更によって、ロボット
モード時の肩や胸パーツの透明であるが故の頼り無い雰囲気が払拭され
力強い印象になった。カーモード時にも同じく、精悍さが増したような印象
を受ける。
ただし、アニメ劇中での配色は、初期版のクリアーをイメージした水色なの
で、これにこだわる方は、わざわざ再購入する必要は無いだろう。

玩具本体の生産年月を表す刻印によれば、2000年4月からの生産分
が、この仕様になっている様だが、実際に市場に出回ったのは、初期出
荷分の流通在庫が無くなってきたと思われる、6〜7月頃から。


ビークルモード(パトカー)

ロボットモード

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