1986年に発売された、「コンバットロン合体兵士 ブルーティカス」の仕様変更バージョン。 今回も、チーム名は過去と同じ「コンバットロン」だが、設定上ではこの2者に関連は無い。 玩具自体は、カラーリングの変更だけでなく、武器パーツの多くに新たにジョイントを設け、 5体合体モード時に余剰パーツを減らす工夫が成されている。 また、元より手足の部位を自由に入れ替える事が可能なギミックを持っていたが、今回は、 陸上戦闘用の「ランドミッション」、空中戦闘用の「フライトミッション」の2モードが、正式に設 定として導入されている。 このタイプの型は、これ以外にも、日本で1992年に「バトルガイアー」、アメリカで1994年 度に”Generation-2"バージョンとしてカラーバリエーションが登場している。 コンバットロンを構成する5体は、アニメ「トランスフォーマーカーロボット」劇中では、太古の 時代に地球へ墜落したサイバトロン宇宙船内で機能を停止していたトランスフォーマー達が ギガトロンの手によってデストロンガーとして蘇った姿とされている。 劇中で「コンバットロン」と言った場合には、広義で、彼等と一緒に復活したブラックコンボイ を含む6体を指す場合もあるようだ。尚、1998年度の日本展開「ビーストウォーズ セカンド」 でも、デストロン側の兵器型トランスフォーマーの総称として「コンバットロン」の名称が使われ ていた。 |
D−006 グリジバー コンバットバギーモード |
ロボットモード |
−− | D−007 ダンガー コンバットタンクモード |
ロボットモード |
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D−008 シャトラー コンバットスペースシャトルモード |
ロボットモード |
− | D−009 ヘプター コンバットヘリコプターモード |
ロボットモード |
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D−010 ドルレイラー コンバットトレーラーモード |
ロボットモード |
整備基地モード |
ランドミッション |
フライトミッション |
上図は、アニメ設定画を元にした手足と武器の配置で撮影。玩具の説明書では、 配置が若干異なり、シャトラー、ヘプターの武器取り付けも指示されていない。 |
■武器改修個所 バルディガスでは、過去の商品の武器パーツにジョイントパーツを設けて、劇中では、「バルバスター1」、 「同2」と呼ばれる大型武器を組み立てる事が出来る。他に、整備基地モードのタラップを背中に取り付け たり、シールドとして手に持たせる事も出来る様になった。 |
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●ドルレイラーの背部主砲には、3ミリ径、5ミリ径の2つの ジョイント穴が開いているが、この内、3ミリ径の方は、アメ リカで発売された”Generation−2”仕様の際に新規に付 属したミサイル発射器を取り付ける為に開けられた物。 今回、新たに設けられた5ミリ径のジョイント穴には、トレー ラーモード時に銃を、合体モード時にタラップを取り付ける。 カーロボ版では、3ミリ径ジョイント穴の使用指示は無い。 右図は、左から、オリジナル、Gen−2、カーロボ版。 |
ドルレイラー主砲 |
●また、タラップの裏面にも5ミリ径のジョイントが新規に設 置された、ここを上記の背部主砲に取り付けたり、手に持た せたりする。ただし、その位置の都合でシールドとして使用 する際にはきちんと正面に構えさせる事が出来ない。 また、銃には、中央部に3ミリ径のジョイント穴が設けられて いるが、ここは元からあるモールドをそのまま貫通させている。 左から、オリジナル、カーロボ版。 |
ドルレイラー付属のタラップ&銃。 |
●ダンガーに付属の大型砲にも中央に、ジョイント穴が設け られた。ここに、同じくジョイントが増設された、グリジバーの 武器パーツ他を取り付けて大型武器を形成せる。 右図は、それぞれ、左がオリジナル、右がカーロボ版。 |
ダンガー(左)、グリジバー(右)武器パーツ。 |