D−001 ギガトロンの仕様変更版。設定上も、同キャラのパワーアップバージョン。 カラーリングをホワイト基調に改定し、4つの新変形モードが追加された。 アニメ劇中では、ピラミッドのエネルギーとメタルビースト3人のエネルギーを吸収して 強化復活を遂げたギガトロンの新たな姿として描かれたが、終盤での登場である事に 加えて、デビルギガトロン本人が前線に立つ機会が少なかった為に10段変形の設定 は、効果的に活かされていたとは言い難く、デビルフォーミュラ形態に至ってはアニメ 未登場だったのが惜しまれる。 |
2.デビルバット |
1.デビルギガトロン |
3.デビルドラゴン |
4.デビルジェット |
6.デビルハンド |
5.デビルフォーミュラ |
新規追加モード |
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7.デビルザウラー |
9.デビルエレファント |
8.デビルノドン |
10.デビルクルーザー |
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ギガトロン デビルギガトロン |
− | ■ギガトロンからの改修点。 4つの新しいモードは基本的には、D−001 ギガトロンでも再現可能な 物だが、デビルエレファント形態で、象の頭部と耳(翼)を結合する為に、翼 の基部にジョイント用のスリットが追加された。(左図参照) |
■アニメ劇中における強化プロセスの考察。 新規に追加された4つの形態は、それぞれ、デビルザウラーは、翼の生えた恐竜を模した形態でデビルギガトロン 最強の変形モード、デビルノドンは空中戦に優れた翼竜型、デビルエレファントは怪力を持つ象型、デビルクルーザ ーは水上での活動能力を持った、水中翼船形態と設定されている。 アニメでのデビルギガトロン強化プロセスで描かれた3体のメタルビーストのエネルギー吸収の描写は、デビルザウ ラー以外の3つのモードに各メタルビーストの能力が反映されているのを表した演出だと推測できる。 その能力とは、ガスカンクの怪力(アニメ第3話参照)=デビルエレファント、ギルドーの飛行能力=デビルノドン、 グッシャーの水中活動能力=デビルクルーザーと妙に符号する。デビルザウラーに関しては、その最強モードとし ての位置付けからピラミッドパワーそのものを反映したものだろう。 アニメでの3ビーストからのエネルギー吸収の描写が、あまり必然性を感じない物だっただけに、能力吸収の設定 だけが最初に存在し、それを無理やり劇中に盛り込んだ為、あのような唐突な展開になったのだと考えれば辻褄も あうような気がする。 |