D−013 デビルギガトロン


D−001 ギガトロンの仕様変更版。設定上も、同キャラのパワーアップバージョン。
カラーリングをホワイト基調に改定し、4つの新変形モードが追加された。

アニメ劇中では、ピラミッドのエネルギーとメタルビースト3人のエネルギーを吸収して
強化復活を遂げたギガトロンの新たな姿として描かれたが、終盤での登場である事に
加えて、デビルギガトロン本人が前線に立つ機会が少なかった為に10段変形の設定
は、効果的に活かされていたとは言い難く、デビルフォーミュラ形態に至ってはアニメ
未登場だったのが惜しまれる。



2.デビルバット

1.デビルギガトロン


3.デビルドラゴン


4.デビルジェット




6.デビルハンド


5.デビルフォーミュラ


新規追加モード


7.デビルザウラー

9.デビルエレファント
 
8.デビルノドン

10.デビルクルーザー



   ギガトロン       デビルギガトロン
■ギガトロンからの改修点。

4つの新しいモードは基本的には、D−001 ギガトロンでも再現可能な
物だが、デビルエレファント形態で、象の頭部と耳(翼)を結合する為に、翼
の基部にジョイント用のスリットが追加された。(左図参照)


■アニメ劇中における強化プロセスの考察。

新規に追加された4つの形態は、それぞれ、デビルザウラーは、翼の生えた恐竜を模した形態でデビルギガトロン
最強の変形モード、デビルノドンは空中戦に優れた翼竜型、デビルエレファントは怪力を持つ象型、デビルクルーザ
ーは水上での活動能力を持った、水中翼船形態と設定されている。

アニメでのデビルギガトロン強化プロセスで描かれた3体のメタルビーストのエネルギー吸収の描写は、デビルザウ
ラー以外の3つのモードに各メタルビーストの能力が反映されているのを表した演出だと推測できる。
その能力とは、ガスカンクの怪力(アニメ第3話参照)=デビルエレファント、ギルドーの飛行能力=デビルノドン、
グッシャーの水中活動能力=デビルクルーザーと妙に符号する。デビルザウラーに関しては、その最強モードとし
ての位置付けからピラミッドパワーそのものを反映したものだろう。

アニメでの3ビーストからのエネルギー吸収の描写が、あまり必然性を感じない物だっただけに、能力吸収の設定
だけが最初に存在し、それを無理やり劇中に盛り込んだ為、あのような唐突な展開になったのだと考えれば辻褄も
あうような気がする。


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