DEMOLISHOR

デモリッシャー


 アメリカでは、2005年4月頃から発売された、デラックスサイズwave3アソートで登場した。「デモリッシャー」は、前作アルマダに登場した同名キャラクターの新バージョンだ。
 アルマダでは対空戦車に変形したデモリッシャーだが、エネルゴン版ではダンプトラックの変形モードとなり、バージョンアップキャラクターとは言え、その外見には全く類似性は見られない。

 日本で発売された、「SD-11 アイアントレッド」は、この海外版デモリッシャーとは彩色や成形色等に違いは見られない同等品。


ビークルモード

ロボットモード


 ダンプトラックのビークルモードでは、荷台の部分に大きくディセプティコンのエンブレムがプリントされているのが特徴。この荷台は、ビークル・ハイパーパワーモードではミサイルランチャーとなり、荷台のレバーを引くとスプリングで4発のミサイルを発射できる。ダミーのモールド4発も含め、8連装の重武装だ。

 ロボットモードでは、基本的な関節はほぼ可動するフリーポーザブル仕様。腰の部分(ビークルのバンパー部)には、クリスタルがありエネルゴンチップを取り付けられる。

 荷台の天蓋部分には裏表両面にそれぞれ2個ずつのミニコンジョイントとウエポンジョイントがあり、ミニコンやエネルゴンウエポンを取り付ける事ができるが、変形時には180度裏返しになって折り畳まれるので、説明書通りの変形パターンを遵守するなら、両面のジョイントを同時に使用する事はできない。

 ロボット・ハイパーパワーモードでは、胴体の中央ブロックを90度回転させ、頭部をアゴを突き出すように90度上げる。この状態で荷台のミサイルランチャーが前方に向いて攻撃体制となる。

 カラーリングは、緑と茶色を基調とし、肩や腕は何故かクリアグリーン成形になっている。バンパーとつま先にはシルバーで汚し塗装らしき彩色が施されている。

 余談だが、日本版「アイアントレッド」の説明書や製品写真では、肩のジョイント部分を斜め上に持ち上げ、いわゆる怒り肩にした状態になっているが、この海外版「デモリッシャー」の説明書や商品写真では、ジョイントをいっぱいまで下げ、肩が水平になるよう指示されている。実際、水平状態でクリックするようになっているので、恐らく海外版の説明の方が正しいと思われる。ちなみに、アニメ用CGも水平状態でモデリングされている。

ロボットうしろ


ビークルうしろ

ハイパーパワーモード

ビークルモード

ロボットモード



発射可能なミサイルは4本

エネルゴンウエポンを装備

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