テレもちゃビーストウォーズ

TM-03 チータス
サイバトロン/密林巡視員

 2007年3月22日頃、テレもちゃビーストウォーズ・シリーズ第1弾商品8種類のひとつとして発売。

 「TM-03チータス」は、1997年に発売された「C-3チータス」のテレもちゃ仕様。付属DVDには、ビーストウォーズ第5話「消えたコンボイ!」が収録。


チーターモード

ロボットモード


 チーターに変形するチータスは、アニメCGのカラーリングを再現しつつ、生物的な要素を加味した配色となった。特にチーター頭部は、過去製品とは全く異なる細かな斑点模様が再現されており、非常にリアルな印象になった。また、チーターのボディ全体に、毛並みのグラデーションを表現するクリーム色の塗装が追加されているのも、過去の同型製品と一線を画する。頭部以外の斑点は、前足の正面に一部追加されているものの、基本的には1997年版製品とほぼ同様のパターンがペイントされている。

 ギミックは、ビーストモードの腹の部分になるパーツが、手持ち銃になり実際に水鉄砲として使用できる。また、尻尾部分もロボットモード時には手持ち銃に変化する。ヘッドチェンジギミックも勿論健在。

 付属DVDのジオラマストーリーでは、チータスとワスピーターがライバルとして扱われ、ナレーションでは両者の戦いを「超スピードの対決」と称している。1997年当時もこの2体はライバル同士で「最速の対決」とされていた。
 キャラクター設定文、スペック数値は、1997年の日本版と同一。DVD中のキャラクターデータでは、腹から取り外した銃は、「ウォーター・ガン」、尻尾が変形した銃は「レーザー・ショット」と呼称されている。これらの武器名やDVD中で紹介される能力値等は、当時の雑誌媒体で展開された情報から引用されている。


ロボットうしろ



チーターうしろ


ビーストヘッド状態


旧製品との比較




左から、10周年記念版、テレもちゃ版、1996年海外版。

 今回は、1996年に海外で発売された最初期のバージョンと、2006年に海外でBW10周年記念商品として発売されたバージョンと一緒に並べてみた。
 10周年記念バージョンは、全体の成型色をメタリック調にする事で、CGアニメ風の質感を表現していたが、テレもちゃ版では真摯にCGアニメの塗り分けを彩色で表現する事によって、再現度を上げている。
 テレもちゃ版では、過去製品では塗り分けられていなかった、チーターの爪先や、耳の穴等も彩色が追加されている。ロボットモードでは、過去製品ではビーストモードの成型色の黄色で共用されていた、頭部や腕も、金色の彩色で区別されているのが特徴。ヒジ関節の塗り分けも初めて再現された。

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