テレもちゃビーストウォーズ

TM-01 コンボイ
サイバトロン/総司令官

 2007年3月22日頃、テレもちゃビーストウォーズ・シリーズ第1弾商品8種類のひとつとして発売。

 ゴリラのコンボイは、1997年当時は2980円サイズの大型商品として発売されていたが、今回のテレもちゃ版は、 2004年にロボットマスターズ・シリーズで発売された「RM-11ビーストコンボイ」をリペイントしている。
 付属DVDには、ビーストウォーズ第2話「倒せデストロン」が収録。


ゴリラモード

ロボットモード


 ベースとなった「RM-11ビーストコンボイ」は、CGアニメ版のディテールやギミックを再現したリメイク商品だったが、この時のカラーリングは、1997年当時の「C-1コンボイ」を踏襲したもので、CGアニメのイメージとはやや異なる印象だった。今回のテレもちゃ版では、CGアニメ版のイメージに生物感を加味したリアルな彩色が施された。ロボットマスターズ版に付属したオリジナル武器のミサイルランチャーは付属していない。

 ギミック等は、ロボットマスターズ版と同じで、ロボットモードで両腕のカバーを開いて現れる「メガブラスター」、背中から展開する「プラズマキャノン」と、そのカバーの中に収納される「サイバーブレード」の武器ギミックがある。これらの武器名は、放送当時の雑誌媒体に掲載されたものからの引用で、ロボットマスターズ版商品の時点で採用されている。
 キャラクター設定文、スペック数値は、1997年の「C-1コンボイ」と同一。

 付属DVDのジオラマストーリーでは、コンボイとメガトロンのライバルを「最強ビースト対決」と称している。ちなみに、1997年発売の対決セットは「最強ビースト"の"対決」となっており、今回は「の」が消えている。2006年に発売されたビーストウォーズ・リボーンの商品では、「帰ってきた最強ビースト対決」となっており、「の」はこの時から消えたようだ。

ゴリラの顔


ゴリラの背中


メガブラスター&プラズマキャノン

サイバーブレード

背中

ロボットマスターズ版との比較




左がテレもちゃ版、右がロボットマスターズ版

 カラーリングは、全体のカラーがグレーになった事と白い成型色だった部分がシルバー彩色になった点や頭部がメタリックブルーになった点等が主な違い。ゴリラの顔はリアルな眼がプリントされておりCG版のイメージに大きく近づいた。ゴリラの毛並みには肩や脚部にグレーで墨入れが施されている。その他、細部にわたって塗り分けが追加されている。

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