C−48 妨害工作員 メタルスブラックウィドー

定価2500円 `99年12月9日発売


CGアニメーション・「ビーストウォーズ・メタルス」終盤から登場する、ブラックウィドー(BlackAracnia)の新たな姿である。
アメリカに於いては、”TransMetals2”ラインのメガサイズで発売された商品で、現地では生産数が少なく、入手困難なアイテム。
今回紹介するのは、日本版の商品でパープルの成型色のパーツが、アメリカ版のメタリックな色調から、素のパープルに変更され
ている。その他は基本的に同じ仕様のようだ。

ビーストモード

ロボットモード

ディフェンスモード


ブラックウィドーは、元々女性として設定されたトランスフォーマーだが、その玩具は、男性型であるタランス(Tarantulas)
のカラーリングを変更したもので、とても女性には見えないシロモノだったのだが、今回のメタルス版は、どこからどう見て
も女性にしか見えない造型となっている。
これまで、設定上では女性とされているトランスフォーマーの玩具は、いくつかあったが、ここまで女性的なフォルムを持つ
玩具はシリーズ史上初めて。

プロポーションを重視した設計かと思われるかもしれないが、実は意外にも内蔵ギミックも多く、特に、腰に内蔵されたスプリン
グによって下半身を回転させキックを繰り出すギミックは取り分け秀逸な物である。
その他、サイバトロン、デストロンのエンブレムを入れ替える事が出来るクリスタルや、巻き取り式のワイヤー等を内蔵。
ボディをガードした、「ディフェンスモード」は、メタルスエアラザーと同様のコンセプトだ。



(+α) 胸部装甲(ブラジャー?!)の取り外し工作。


メタルスブラックウィドーの胸部には、ブラジャー状の装甲が付加されているが、アニメ中のCGモデルは、このパーツが無い
状態をモデリングしている。玩具でも、このパーツの下には、CGモデル同様のディテールが再現されている。(とゆうかCG
モデルの方が玩具を参考に作られているのだが。)
しかし、発売された玩具は、何故かこのパーツが外れない様に固定してあるので、ここでは、取り外し可能にする為の工作
を紹介しよう。


その1:

まずボディをドライバーを使って、右図の状態まで分解する。
ネジを2本外すだけである。

その2:

胸部装甲(?)は、差し込みピンを裏から焼き潰して固定してあるので、カッターや
ドリルを使って、焼き潰してある部分を慎重に除去する。頭部固定用のパーツが邪魔
で作業がし難いが、パーツは上図の状態以上に分解するのは困難なので、あきらめ
て、じっくりと作業しよう!

その3:

ここまでで、胸部装甲(?)は、外れるハズなので、ゆっくりと取り
外してみよう。
右図の下の2本のピンが、焼き潰してあった物で、その上の2本
はガイドピンだ。

その4:

外してみた状態が、コレ。

元々、取り外しするのを前提に設計されたかの様に、しっかりと
ディテールがモールドされている。また、意外に肉厚のある胸部
装甲を外す事で、よりスマートなプロポーションになるのだ。

また、取り外した胸部装甲(?)は、差し込みピンをそのまま活か
して、脱着可能とする事ができる。その際、何回も抜き差しすると
胸のパーツのメッキが剥げて来る事が考えられるので、ピンを一
回り細く削る等、工夫してみよう。


以上の工作で、キミのメタルスブラックウィドーも
胸部装甲(?)取り外し可能になるゾ!!

CGアニメ版は、他にも、肩の巨大なアーマーが
申し訳程度の大きさになってたり、背中側に背
負ってるパーツがことごとく小型化されていたり
クリスタルのモールドが胸元にあったり、と色々
違いがあるので、こだわる方は、いっその事、
自作してみよう!

1999年12月9日作成


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