トランスフォーマー・キスぷれ

第49回放送 2007年3月13日



 今回のドラマはスーパーリンクの世界へ。メリッサ単独の出演で他声優のゲストは無い。

「おしえてTF情報局」では、スーパーリンクの上下合体シリーズを中心に、今月発売のマスターピース・メガトロンの宣伝等。


●エピソード概要

 皆とはぐれたメリッサは、宇宙をさ迷っていた。ここは、パラレルワールドなので、今までの様に自由にタイムスリップする訳にはいかないのだった。
 そこに現われたのは、メリッサと同じくらいの背のトランスフォーマー。名は、マイクロンのサーチだという。サーチは、悲しそうに亡くなった仲間の魂を探していた。メリッサは、そんなサーチの姿にコンボイを失った自分を重ねて、死んだ者も自らの心の中に生きているのだと励ます。心が通い合う2人。サーチは、メリッサが探している当梨に10年前に出会ったと告げる。当梨もこの世界に来ていたのだ。
 爆音と共にトランスフォーマー達の戦いが始まった。それぞれ上半身と下半身に変形して合体するスーパーリンク戦士達の戦い。彼らは、エネルゴンを巡り戦っていた。サーチが、セイバートロン星からプライマスのエネルゴンが奪われると呟く。彼はプライマスの事を知っているようだ。遠くで、首の無いユニクロンが復活しようとする中、またもやオールスパークのかけらを奪った犯人が現われ、メリッサを捕まえた。抵抗するメリッサ。元の世界に戻れるまで諦める事はできないのだ。


■スーパーリンク

 今回のドラマの舞台となったのは、前回のマイクロン伝説の約10年後を描いた続編、「トランスフォーマー スーパリンク」の世界が舞台。前回に引き続き、マイクロンのサーチが登場するが、アニメでは、パートナーのアイアンハイドは継続して登場したものの、サーチは未登場だった。今回サーチが探していた死んだ仲間の魂とは、恐らく、第16話で死亡したアイアンハイドの事だろう。劇中では、死亡したアイアンハイドの魂(スパーク)は、ガルバトロンに回収され、第17話でアイアントレッドとして生まれ変わっている。

 スーパーリンクでは、マイクロン伝説から継続して登場するユニクロンと共に、実体の無いエネルギー体のような姿ではあるが、プライマスがアニメ作品としては初めて登場した。
 キスぷれの展開も終盤と思われるが、ユニクロンとプライマスというトランスフォーマー世界の神々の登場に関連付けて、ストーリーを収束させるのだろうか。そもそも、スパークボットは、プライマスの使いと言われているが、具体的に何を目的としてメリッサ達にオールスパークのかけらを集めさせているのかは、ドラマ中では未だに明らかになっていない。

キスぷれインデックスに戻る。

inserted by FC2 system