トランスフォーマー・キスぷれ

第46回放送 2007年2月20日



 今回のドラマは、国内製作のセルアニメ版ビーストウォーズ・シリーズの世界が舞台。担当はメリッサ。冒頭はおなじみ3人での掛け合い。

「おしえてTF情報局」では、この時期の玩具としてライオコンボイ、ビッグコンボイ、ダイバー、ロングラック、タコタンク、ハインラッド等が紹介された。
 番組の最後のトークによれば、近々キスぷれのイベントが開催されるらしい。


●エピソード概要

 回収したかけらを何者かに奪われてしまった当梨は、追跡を試みるも途中で見失ってしまった…。

 次なる時代は、どうやら未来の地球らしい。そこには、人類の姿は無く、多数の動物が闊歩する世界だった。今回も、動物好きの当梨に出てもらおうとするも、当梨の強い拒絶を受けてメリッサが探索に出る事になった。

 ここでも、動物に変形するトランスフォーマー達が戦っていた。この惑星に眠るアンゴルモアエネルギーを巡って戦いを繰り広げていたのだった。その中に居る、白いライオン型のトランスフォーマーに同じライオン型TFで女の子のアンジェラは一目惚れしてしまったらしい。その白いライオンは、「ライオコンボイ」。彼もまたその名を受け継ぐ別人のコンボイだったのだ。だが、その傍らに居る子ライオンを見て隠し子が居ると思ったメリッサは、アンジェラを気遣い早々に任務を完了させようとキス!オールスパークのかけらを回収した。頭上でデストロンの移動要塞ネメシスが惑星のエネルギーを吸い取ろうとする中、次なる時代へと移動を開始した。

 ここは、未来のセイバー・トロン星。この時代のコンボイはマンモスに変形する「ビッグコンボイ」だ。未来世界には沢山のコンボイが居るのかと関心するメリッサ。この時代では、集めたエネルギーを使ってユニクロンが復活を遂げようとしていた。アンゴルモアエネルギーとはユニクロンの生命エネルギーだったのだ。
 隙を見て、マンモスとキス!かけらを回収するメリッサ。だが、またしても回収したかけら2つが宙に飛んでいく。何者かがまたオールスパークのかけらを奪っていったのだ。追いかけるメリッサ達…。


■第2次グレートウォー

 今回は、ビーストウォーズに続き製作された、国内版セルアニメシリーズ2作品「ビーストウォーズ・セカンド」と、その続編「ビーストウォーズ・ネオ」の時代が舞台。

 ビーストウォーズセカンドは、設定上では初代ビーストウォーズと同じ時代に別の場所で起こった出来事とされており、つまりゴリラのコンボイ達が過去の地球へ来る前の未来世界で起こった出来事という事になる。この時代では、すでに人類は滅び地球も「惑星ガイア」と呼ばれその存在を忘れ去られている。ここに眠るアンゴルモアエネルギーは、続くビーストウォーズネオのストーリー中でユニクロンの生命エネルギーが封印されたものだと判明する。

 ドラマ中で、ライオコンボイが子連れと呼ばれているが、その名も「ライオジュニア」というライオン型トランスフォーマーが、ライオコンボイの「子供」として登場している。実際には、ライオコンボイのマトリクスとアンゴルモアエネルギーが反応して誕生した存在である為、必ずしも生物学的な意味での親子とは言い切れない面があるが、精神的な絆という点では完全に親子として描かれている。

 「ビーストウォーズ・ネオ」は、セカンドのラストで宇宙中に拡散してしまったアンゴルモアエネルギーの回収がストーリーの核になっている。最終的にはそれがユニクロンの生命エネルギーである事が判明し、ユニクロンはガルバトロン(BWセカンド)の体を借りて復活する事になる。エネルギー結晶体としても活動が可能なユニクロンは光の龍の姿となりサイバトロン艦隊を全滅させ、セイバー・トロン星をボディに完全復活を試みるものの、マトリクスの力が武器として具現化したマトリクスバスターによって再び滅ぼされたのである。この一連の戦いは、「第2次グレートウォー」と呼ばれている。

 今回もオールスパークのかけらを奪われてしまうが、それ以外にストーリー上の進展は特に無い。オールスパークに関する説明やスパークボット達の意図、そして強奪犯の正体など、現状では重要な事柄が一切説明されていない。

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