トランスフォーマー・キスぷれ

第35回放送 2006年12月5日



 今回のラジオドラマは、シャオシャオの担当回。

 「おしえてTF情報局」では、この放送当日が予約受け付けの締め切り日だった、カセットロンセットの話題を引き続き展開。CD収録の曲も放送された。


●エピソード概要

 シャオシャオがロディマスを慌てて起こそうしている。
 メガトロンの悪夢にうなされていたロディマスは、気もそぞろな様子だが、それどころでは無い。レギオンがどこからか続々と集結しているのだ。恐らくはメリッサとコンボイも動き出しているのだろう。
 まるでどこか一点を目指しているかのよう行軍するレギオンの群れ。シャオシャオはその中に、長い黒髪の女の子の姿を見つける。それは、一人では無く、全てのレギオンの肩の上に乗っているのだ。
 何かが起る予感にシャオシャオはロディマスに檄を飛ばす。だが、ロディマスはシャオシャオの事すらわからない程に朦朧としているのだ。思い起こせば、最近のロディマスは様子がおかしかった。毎晩悪夢にうなされ、破壊衝動に取り付かれていた…。
 シャオシャオは、子供に言い聞かせる様にロディマスに囁く。ロディマスを苦しめているのは、他でも無い、あの偽コンボイだと。貴方には私が付いているからとキスをするシャオシャオ。どうやらロディマスは、シャオシャオの甘言に従っているようだ。
 シャオシャオの最終目的は勿論、コンボイを倒しメリッサを奪還する事である。朦朧とするロディマスをコントロール下に置いたシャオシャオは、破壊衝動に駆られるロディマスをコンボイにぶつけるつもりだったのだ…。


■最終決戦に向けて2

 今回のエピソードでは、ラジオドラマ第32回で触れられた謎の黒髪の幽霊が再び登場。全てのレギオンに一人ずつがパートナーとして付いているようだ。第32回では唐突に登場し、判断材料も無いことから、玩具版あたりスクリームとの関連を予想したが、ここに来てその予想は否定されたと見て良いだろう。
 ストーリーは、続々と集結するレギオンの群れが一点を目指しているという状況で、前回のエピソードで語られた、全てのレギオンを率いてE.D.C.本部に侵攻するコンボイとメリッサの作戦をシャオシャオ側の視点から見たものと考えるのが妥当だろう。
 シャオシャオは、当初からロディマスとのパートナーシップは2人の利害関係が一致する、コンボイ討伐の為と言い続けてきたが、今回は意識のはっきりとしないロディマスを操りコンボイにけしかけようとする形でこの関係を強調している。勿論、彼女らのパートナーシップはコンボイを倒すという共通の目的のみに留まらない発展を遂げているはずだが…。
 今後の展開を待ちたい。

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