トランスフォーマー・キスぷれ

第33回放送 2006年11月21日


 今回のドラマは当梨の担当回で、子小隊メンバーとの関わりを描いた内容。

 「おしえてTF情報局」では、山崎正彦を迎え、20年前に実施されていたテレホンサービス「トランスフォーマーテレホン」を紹介し、実際に内容の一部も放送された。
 前々回から続く新企画の発表も行なわれている。


●エピソード概要

 当梨がE.D.C.に入隊して初めての友達ができた。カユという名のその少女は、優しいがのんびり屋で、だが当梨が寂しい時にはずっと側に居てくれるのだ。明日は、一緒に遊びに行く約束もして、とても楽しみにしている当梨だった。
 カユとの約束を楽しみにしている当梨の前に、りんごがやってきて、突然ハチミツを当梨にかけてしまう。嫌がる当梨に構わずハチミツをかけ続けるりんご。そこにカユがやってきて、当梨は助かったと思ったのも束の間、カユはまるでそれを見なかったかのようにその場を去ってしまったのだった。どうして。

 次の日は雨で、当梨はカユとの約束の場所には行かなかった。その後、当梨はカユと向き合うのが怖くて、カユから当梨に話しかけられても逃げ出してしまう日が続いた。しかし、ある日やはり話をしようと決心をした当梨に思わぬ知らせが届いた。カユは突然、転属になってしまったのだという。その後、カユからの連絡は一切無く、当梨は自ら向き合う事を避けていた事を後悔するのであった…。


■カユとりんご

 今回は漫画版に登場する子小隊メンバー、カユとりんごが登場し、当梨との関わりを描いた内容。りんごはすでにラジオドラマにも登場しているが、カユは今回が初出。
 りんごは、相変わらず無邪気さの趣くままに理不尽な行動を繰り返しているようだが、今回のエピソード中で、カユがそれを見て見ぬ振りをしたのはどういう事か。漫画版第3回の描写でも、カユはりんごの理不尽な行動に対して今回と同じように見て見ぬ振りをするような態度をとっており、恐らく人間関係のヒエラルキーとして、カユはりんごに歯向かえない、口出しできないという立場にあるのだろう。例え、それが如何に理不尽な行動であろうと。
 また、今回のラストで、突然カユが転属となって、以後連絡が取れないという件は、漫画版で描かれてきたE.D.C.地下施設におけるレギオンを使った人体実験に供されたものと考えるのが自然だろう。合掌。


■カセットロンセット・キスぷれPOSITION

 前々回から続く新企画の、キスぷれ声優がデザインしたカセットロンは、今回、デザインと設定が完成。以下は、ラジオ中で語られた設定等。
 りりあんのデザインしたロボットタイプは、蛍光ピンクのカラーで、名称「ロザンナ」、役職は「アイドル」、性格は、歌って踊れるアイドルトランスフォーマーで、自分が大好き。特技はロボットモンキーダンス。「ロザンナ」の名称は、イタリア語でピンクを現す「ローザ」から名付けたとの事。

 明坂聡美作のコンドル型は、オレンジ色の配色で、名前は「サンドル」役職は、「スパイ(情報収集)」で性格は、プライドが高く人を見下すクセがある。太陽が好きで太陽に似た色をしている自分が好き。

 鹿野優以作のジャガー型は白と青の配色で、名前は「グリット」、役職「医者」、性格は、温和で正義感が強いが、要領が悪く堅物。

 パッケージは書下ろしイラストが使用される予定との事。エンディングでは、このカセットロンセットに付属する新録テーマのカラオケバージョンが流されている。

 この製品を販売するe-HOBBY SHOPでは、この放送の翌日に、試作品の画像を公開、声優3人が書いた設定画も一緒に公開されている。

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