トランスフォーマー・キスぷれ

第25回放送 2006年9月18日


 今回は、メリッサの担当回。

 フリートークでは、ロディマスxシャオシャオのパッケージサンプルが持ち込まれ、付属CDドラマに登場するロディマス役の声優は、2010等でロディマスを演じた石丸博也氏ではなく、スーパーリンクでのロディマスコンボイを演じた置鮎龍太郎氏である事が明かされた。


●エピソード概要

 コンボイは、かつてはサイバトロン軍の総司令官だった。現在、地球にはE.D.C.によって、アンチエレクトロン・フィールドが張り巡らされ、他のサイバトロンと連絡を取る事は出来ないが、コンボイは今でも仲間達の事を気にかけている。
 しかし、地球にやってきたサイバトロンの1人、ホットロディマスは、コンボイの事をニセモノだと言って譲らない。でも、コンボイはニセモノなんかじゃない。メリッサの思い出の中にある、10年前に彼女の父を救い、子供だった自分に優しくしてくれた、コンボイ自身に他ならないのだ。その頃とは、パラサイテック融合で姿は変わってしまったが…。だが、ロディマスだって同じ様に姿が変っているのだ。誤解の解ける日が来るのを望むメリッサだった。


■アンチエレクトロン

 今回のドラマでは、「アンチエレクトロン・フィールド」が地球に張り巡らされていると語られたが、「アンチエレクトロン」とは、アニメ・トランスフォーマー2010 第25話「グリムロックの新しい頭脳」に登場した物質。この物質を浴びるとトランスフォーマーは機能不全を起こし正常な活動が不能になってしまう。2010劇中では、自然界には滅多に存在しない物質で、あるとすればユニクロンの頭脳の中だけとされていた。つまり、今回のドラマに登場したアンチエレクトロンが2010と同じものであれば、E.D.C.は、ユニクロンと何らかの関わりがあると推測する事ができる。勿論、そこまで考えての引用かどうかは判らないが。

 尚、玩具版コンボイxメリッサのパッケージでは、今回のアンチエレクトロン・フィールドと同様の効果を持つと思われる「エネルゴンフィールド」という記述があったが、両者の関係は不明だ。設定変更とも考えられる。

 また、今までも何度か名前の出た「パラサイテック融合」に関して、今回も具体的な説明は無かったが、これによってコンボイとロディマスは、キスぷれ版の姿に変化した事が語られている。

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