トランスフォーマー・キスぷれ

第24回放送 2006年9月11日


 今回も、前回、前々回に引き続きキスぷれパートのみ秋葉原で公開録音されたものだった。キャラ3人の持ち回り1巡分が同時に録音されていたようだ。

 ドラマパートは、アタリの担当回。
 フリートークでは、フィギュアコレクションあたりのドラマCDの話題等が展開された。


●エピソード概要

 オートルーパーは、人類がトランスフォーマーを調査、解析した技術を用いて生産した人造ロボット生命体だ。その出自から、オートルーパーは兵器としてのロボットだと認識していたアタリは、実際にパートナーとして行動するオートルーパーが、セイバートロン星のトランスフォーマーと同じく人間性を持った存在である事に驚きを禁じえない。
 偶発的な要素が強かった初めての融合の際にすでにオートルーパーは、初対面のアタリに対して高圧的な性格を見せていた。だが、今はアタリの最高のパートナーとなったのだ。


■オートルーパーの出自

 今回のエピソードでは、オートルーパーがセイバートロン星出身のトランスフォーマーと変らない人間性を持っている事が明かされた。人類が製作したトランスフォーマーなのに、どうやって生を受けたのかは不明だが、電撃大王10月号のオートルーパー紹介記事には、『なぜオートルーパーがトランスフォーマーと同じく自律AIを搭載しているのかなど機構的に不明な点は多い。』と記述されている。人類が開発したものならば、その構造は完全に解明されていると考えるのが普通だが、あえてこのような記述や今回のドラマのような内容を前面に出すのには、何か理由があると考えるのが道理だろう。
 あるいは、オートルーパーの出自の秘密には、E.D.C.の陰謀やレギオンの存在が関係しているのかもしれない。

 ドラマ中の、初めての融合のくだりは、漫画版キスぷれ第1回からの引用で、ラジオドラマ版と漫画版は同じ世界の出来事を別の側面から描いたものである事が明示されたと考えていいだろう。

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