トランスフォーマー・キスぷれ

第14回放送 2006年7月3日


  今回は、シャオシャオの担当回だが、りりあん本人によるメリッサのセリフも一言挿入されている。
 このラジオドラマ内で、1つのエピソードに複数の声優が登場するのは、今回が初めて。

 フリートーク部分では、玩具版コンボイxメリッサの製品パッケージが持ち込まれた。


●エピソード概要

 シャオシャオは、ストレスが溜まりに溜まっている!

 なにしろ、コンボイってトランスフォーマーが気に入らないらしい。エラそうだし、アゴは四角いし、メリッサを自分の彼女のように扱う所が!

 つまる所、シャオシャオは、唯一の友達だったメリッサをコンボイに取られたのが気にいらないのだ。シャオシャオは、コンボイを極悪人だと思っていて、お人好しのメリッサは騙されているのだと信じて疑わない。
 ロディマス曰く「コンボイのニセモノ」だそうだが、それでもロディマスよりも遥かに強いコンボイ。コンボイのみならず、大挙して現れるオートルーパーやレギオンも気に入らない。
 とにかく、シャオシャオの回りはストレスだらけなのである。

 そんな時、ふとメリッサの声が聞こえる…。
 夢か現か幻か、シャオシャオのストレスは、極みに達しているようである。


■コンボイのニセモノ

 今回、劇中で何の説明も無く、唐突に「ロディマスはコンボイのニセモノだって言うけど〜(以下略)」というセリフが出てくるが、これは一体どういう意味か?

 ラジオドラマ中では全く意味が判らず、推測に頼るしかないが、タカラトミーサイト内のキスぷれコーナーに掲載された、コンボイのプロフィールによれば、コンボイはアメリカで一度戦死しているそうなので、恐らく、ロディマスはその復活の経緯を知らず、ニセモノだと思い込んでいるのではないだろうか。もちろん、単なる推測であり、判断材料も極度に少ないので断定は出来ないし、これ以上の考察も不能だが。

 相変わらず、ラジオドラマ版キスぷれは、視聴者が知り得ない事象を一切のフォロー無く、当然の事のようにドラマ内で展開しているが、今回の件に限らず、多々ある謎の数々が今後の玩具付属CD&ブックレット、及び、電撃大王の連載で解明される事を期待したい。

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