トランスフォーマー・キスぷれ

3月18日公開録音
キスぷれ紙芝居



 3月18日に東京トイフェスティバル内で実施された、公開録音では、声優3人による「TRANSFORMER」のライブや、おしえてTF情報局出張版、キスぷれ紙芝居等が行われたが、実際に放送で使われた部分は、ラジオのレギュラーコーナー「こんな時どうする」の罰ゲームのみ。
 「おしえてTF情報局」では、スパークボット開発秘話や実写映画予告編の上映、関連玩具の実演等が行われている。スパークボット開発秘話は、ほぼ過去のラジオ番組で語られた事の再構成だった。実写映画関連玩具は、オプティマスプライム・ボイスチェンジャーヘルメットの実演が中心。

 キスぷれ紙芝居は、ラジオ本編の番外編的な位置付けで、描き下ろしのイラストを会場のモニターに映しながら、声優たちがライブでセリフを演じるという趣向。今回は、このキスぷれ紙芝居の内容をレビューするが、録音、撮影は禁止だったので、記憶や他の人の証言に基づいての記述となる為、実際とは細部が異なる可能性がある事をお断りしておく。


●紙芝居概要

 スパークボット達と共にブレイブマキシマスで時空の旅を続ける3人。
 だが、突如制御不能になったブレイブマキシマスは、2011年のどこかの星に墜落してしまう。そこには、同じ様に墜落した宇宙船が沢山並んでいた。そこに現われた、謎のロボット達(シャークトロン)。シャオシャオが以前ロディマスに教わった宇宙共通の挨拶も効果は無く、裁判所へ連行される一行。
 そこにはタコのような姿の宇宙人達(クインテッサ星人)が待ち受けており、一行を、時間移動の罪で裁くと言う。メリッサ達3人は、自分達の魅力で陪審員を煙に巻こうと、スパークボットにキスし、その力で衣装をチェンジ。メリッサはウサ耳のセーラー服に、シャオシャオはネコ耳のメイド服、当梨はハムスター耳のスクール水着にと変身し、悩ましい言葉で陪審員を困惑させる。その甲斐あってか、陪審員の表決は「無罪」。しかし、それはインチキ裁判でメリッサ達は、表決とは関係無く、シャークトロンのピットに落されてしまう。あわや、シャークトロンの餌になるかと思われたその時、大音響と共に突入するロボット達の姿が。コンボイ司令官率いるサイバトロン軍団だ。この隙に脱出に成功したメリッサ達は、クインテッサ星人が崩壊する基地から時空の狭間に吸い込まれていく様を目撃する。

 再び、ブレイブマキシマスで度を続ける一行。コンボイが未来で再び命を取り戻し活躍している姿を目の当りにしたメリッサは、オールスパークのかけらを集めて元の時間に戻り、コンボイ復活の時を待つと決意を新たにするのだった。
 そして、スパークボット達には、3人から今回の活躍のお礼にシンボルマークが与えられたのだった。スパークボット達は、あまり有難がってはいない様子だが…。


■クインテッサ

 今回のエピソードは、2011年と時代設定されている事と、コンボイが登場する事から、2010の最終回でのコンボイ復活から、ザ☆ヘッドマスターズ初頭でのコンボイの再死亡までの間を想定したものと思われる。
 劇中登場した宇宙人は、ザ・ムービーと2010に登場した「クインテッサ星人」で、アニメでは理不尽な理由で罪人をデッチ上げ、インチキ裁判で処刑するという悪質な宇宙人として描かれている。今回も、その描写に倣いメリッサ達を罪人として処刑しようとしていた。彼らの判決は、全て「無罪」だが、その判決は刑の執行の合図なのである。
 ドラマの終盤では、クインテッサ星人が時空の狭間に消えていくという描写がなされているが、これは恐らく、2010最終回以降、クインテッサ星人が全く登場していない事に対する理由付けとして加えられたものなのかもしれない。クインテッサ星人が基地にしていた星がどこなのかは不明だが、ザ・ムービーや2010で登場したいわゆる「クインテッサ星」は2010劇中で爆破されているので、それ以外のどこかという事になる。イラストでは墜落したブレイブマキシマスに混ざって、ビーストウォーズに登場したアクサロンやテラクラッシャー等の宇宙船も描かれていた。

 今回登場したコンボイは、イラストでは、キスぷれ漫画版でのパラサイテック融合前の姿と同様、初代玩具版の形状を忠実にトレースしたものになっていた。また、コンボイの背後には、今回のドラマの舞台と同時代と思われる、2010最終回からザ☆ヘッドマスターズ初頭にかけて登場したキャラクターである、スロットルボット情報指揮官「ゴールドバック」(ゴールドバグ)も描かれていた。

 ラストでは、玩具版スパークボットにプリントされている、声優3人がそれぞれデザインしたシンボルマークがスパークボットに与えられている。メリッサはマジック、シャオシャオが毛筆での手書き、当梨はパソコンでプリントした自作デカールを貼り付けるという描写になっており、それぞれのシンボルマークの特徴を反映すると共に、各キャラクターの性格の違いも表現している。

 メリッサ達が、いわゆる萌え衣装にチェンジするシーンは、イラスト付きの紙芝居ならではのファンサービス特盛りといった所だろうか。

 ラジオドラマ第49回では、メリッサが「コンボイとまた会える日まで生きるんです。」という、コンボイが未来で復活する事を前提としたセリフを呟いているが、これは今回のドラマで見たコンボイの復活する未来を指しての言葉なのだろう。そのさらに未来では、スターコンボイやバトルコンボイとしても復活しているが、ドラマ中ではこれらの強化復活コンボイは全てシャオシャオが担当するエピソードで登場している。

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