復刻版「ウルトラマグナス」

2000年12月14日発売


 2000年6月に発売された復刻版コンボイから、約半年の間を開けてリリースされた復刻版トランスフォーマー第2弾は、コンボイのロボット部分をそのまま流用可能なウルトラマグナス。当時のオリジナル版の日本発売は、‘86年春頃だった。

 基本的にロボット本体は復刻版コンボイと同一だが、可動部分の噛み合わせ等で、改良されている部分があるようだ。後部キャリアー部分は、当時の仕様をほぼ完全に再現していて、一見して違いは見当たらない。(ウルトラマグナスも当時は複数の金型が存在していたので、その個体によっては相違が大きい物もあるかもしれないが。)

 復刻版コンボイと同じく、”MADE IN CHINA”である。


仕様:

 復刻版としての商品仕様は、復刻版コンボイで確立されたフォーマットを踏襲している。例を挙げると・・・

・パッケージからは、キャラクター解説が削られ、そのスペースに注意書きを追加。

・インナーは、当時の発砲スチロールからブリスターに変更。

・説明書は当時の物を取り込み、周囲に解説及び注意書きを加えた物。

・あらたにキャラクターカードが付属。

 等々で、これらは今後の復刻版商品の基本的フォーマットとして定着するであろう事が予想される。
 
  

インナーブリスター

キャラクターカード


キャリアトレーラーモード

ロボットモード


変形:

 キャリアトレーラーの前部が変形した“ロボット”を後部が変形した大型ロボットの裏面に合体させる事で、“ウルトラマグナス” が完成する。

 前部は白く成型、塗装された「コンボイ」そのものだが、日本版説明書の記述は、単に “ロボット” でアニメ劇中にも登場せず、また玩具設定でも一切この“ロボット”に関しては触れられていない。アメリカ版の設定でも、この件に関しては一切無視されている。

 下図の様に、キャリアー部分を3種の基地に変形させることが出来るが、これは日本版の説明書のみで、アメリカ版では、説明されていない。説明書の指示とパッケージの写真とでは、食い違う部分があるが、下図は全て説明書の指示通りに変形した状態で撮影している。

“ロボット”

(1)発射カタパルト

 
  



(2)指令基地
 
  


(3)整備基地

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