Collector's Edition 2002

06 マイスター(ゴールドメッキVer.) & 08 ストリーク(アニメカラーVer.)


 
パッケージ

 復刻版トランスフォーマーの新カテゴリ「トランスフォーマー コレクション」の特別仕様として、e-HOBBY SHOP限定で通販予約販売された商品。それぞれの商品のベースになった「トランスフォーマーコレクション」の発売より1週間程先行して商品が発送された。

 パッケージは、2001年にイベント限定販売された、「コレクターズ・エディション」と同じ物が使用されている。


06 マイスター(ゴールドメッキVer.)

カーモード

ロボットモード


 復刻版マイスターのゴールドメッキ版商品で、ダイアクロン・カーロボットのキャンペーン景品の金メッキ版「ポルシェ935ターボ」を意識した企画とアナウンスされている。

 この商品では、通常版商品にそのままメッキをかけている為に、メッキの厚み分のクリアランスが無くなり、可動部分がキツくなっている。特に、脚の伸縮部分は最もメッキが剥がれ易く、商品出荷時点ですでに傷んでいる物が大半。この部分の負荷を少なくする為には、変形させる前にスネの前後3箇所のビスを緩めておくと、スムーズに伸縮させる事が出来る。

 通常版で本体に最初から貼り付けられているシール類は全てオミットされているが、ユーザー貼付シールは通常版と同じ物が付属している。唯一、シークレットエンブレムだけは、車体の下面のロボットモード時には隠れる場所に貼られている。

 商品の性質上、今回は付属シールは使用せず撮影した。


08 ストリーク(アニメカラーVer.)

カーモード

ロボットモード


 「トランスフォーマー・コレクション 02プロール」と同型のキャラクター「08 ストリーク」の限定仕様として登場した商品だが、現在の所、ストリーク自体の通常版の発売予定は明らかになっていない。

 ストリークは、ダイアクロン・カーロボットシリーズの「フェアレディZ」のTF仕様だが、TF版ではダイアクロン版とは異なる銀一色のカラーリングで発売されている。しかし、アニメではダイアクロン版のカラーバリエーションのひとつである、黒と銀のツートンカラーをベースに色指定されており、今回の商品は、そのバージョンを再現した物。

 今回の商品では、シルバーの成形色が当時の商品に比べてグレー味が強いややチープな印象になっており、特にカーモード時には、シルバーの彩色部分とのギャップが目立つ。

 付属のシールにはモチーフとなった車両の権利上、当時の商品と意識して変更されている個所がある。
 変更点は、1番のシールの「Z」が「N」になった事と14番の「2800 Z-T」が「2002 08」になった事。本体の前と後のバンパー部分に最初から貼られている、「FairladyZ」と書かれたシールは、前後ともに「STREAK」に変更されている。

シールの貼り付け

 この商品では、説明書のシールの貼り付け位置の説明が曖昧な個所があるので補足。

 1番のシールは、説明書には貼る位置が指示されていないが、これは本来、ダイアクロン・カーロボットシリーズとして発売されていた時に、ボンネットに貼る様に指示されていた物で、TF版ではサイバトロンのマークを貼る為に不用になった物。説明書では、指示線だけで番号が書かれていないが、この商品のボンネットに貼られるシールは、当然18番のサイバトロンマーク(大)。

 9、10番のシールは、サイズが大きめで合わないので、今回は適宜フチをカットした。黒枠の部分は全てカットした方がすっきりするかもしれない。

 14番のシールは、説明書ではカカトの辺りに指示線が伸びているが、これは間違い。本来このシールは腰の左右に貼るもので、説明書の写真にもその部分に貼ってあるのが確認できる。この指示の間違いは、当時の海外版商品から連綿と続いている、由緒正しい間違い。

 15、16番のシールは、スネ側面に斜めにカットされた側を下に向けて貼る。この部分は変形時に必ず擦れる部分なので注意して取り扱いたい。

 また、シール台紙の右下に番号なしで「TURBO」と書かれたシールが2枚あるが、これはダイアクロン時代から番号、貼付場所の指示がない。TF版のパッケージ写真等ではカーモードのドアと前輪の間の辺りに貼ってある事があり、今回の説明書の写真でも確認できる。

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