既に日本国内での展開を終了していたトランスフォーマー・シリーズだが、1992年末、何の予告も無く、海外商品の輸入版が、タカラより発売された。 |
基地モード + ロボットモード
カーモード
この商品は、1992年ヨーロッパ版商品Thunderclash(Turbomaster)の輸入版である。 本来、日本での「ロード軍団」の司令官に該当するキャラクターなのだが、当時、日本では発売されず、ようやく限定輸入版商品として陽の目を見た事になる。 商品構成的には、非常に「コンボイ」的な要素が濃く、トラック部がロボットに、トレーラー部が基地に変形する。「ターボマスター」独自の特徴としてトレーラー部に巨大なエンジンが2基設置されており、この部分はボタン操作で左右に展開しミサイルを連射する事ができる。 |
ロボットモード |
ロボットモード
ジェットモード
同じく、1992年ヨーロッパ版商品 Skyquake(Predator)
の輸入版。 彼もまた、日本での「ジェット軍団」のリーダーに当たる人物で、ジェット軍団(Predators small)との合体で情報を集積する能力を持つ筈だったのだが、当時の日本では発売されず、ジェット軍団のスライドギミックが無意味な物になってしまった。(対決セットの項参照) このスカイクウエイクは、単体に於いてもスコープ内部にスライドを搭載しており、ロボットモードとジェットモードでは、違う情報が表示されるという凝った物であった。また、ジェットモード時に、スコープのレバーを操作すると、機体の真下を覗く事が出来、これを覗きながら、機体左右の回転弾倉で爆撃するという遊びが可能である。 尚、「スカイクウエイク」の表記は、パッケージの日本語表記に基づく物。 本来は、「スカイクエイク」辺りが妥当だろう。 |