海外では、1989年度に、”Micromasters
Battle Station” のカテゴリ名で販売された商品の国内版。海外商品とは基本的に同一の仕様である。 この商品は、マイクロトランスフォーマーと基地のセットで、それぞれが、地球上の建造物をモチーフとしたモードから、戦闘タワーや戦闘モービルに変形する。付属のマイクロトランスフォーマーは、C−335 オフロードパトロールチームとC−336 ジェットパトロールチームから2体ずつが選抜され、カラーリングの変更とステッカーの付属により別キャラクターとしている。国内では、4種全てがサイバトロンとして発売されているが、海外では善悪2種ずつに振り分けられていた。 尚、国内版では、基地の名前が商品名になっているが、海外版では、付属マイクロTFの名前が商品名となっている。 マイクロトランスフォーマーの基地シリーズは、基本的には、未来的なモチーフを採用しているが、この「ステーション」シリーズだけは、地球上の建造物をモチーフとしており、その土台部分は、それぞれが共通のサイズで設計され、シリーズ共通のタラップで接続する事が出来る。 この種の、共通サイズで連結可能なプレイセットは、いわゆるミニカー(例えば、Mattel社やMatchbox社)のシリーズでは、定番的にリリースされる商品であり、マイクロトランスフォーマー(Micro Masters)のコンセプトの元となったと思われる、Galoob社の”MicroMachines”のシリーズにもラインナップされていた。私見であるが、あえてこの様なモチーフを採用した事は、マイクロトランスフォーマーのシリーズが、”MicroMachines”のヒットに当て込んだ便乗商品である、という印象を強くしている様に思われる。 |
図はそれぞれ、左が基本モード/右がバトルモード。また、商品名の後のカッコ内の英語は、海外での商品名。 | |
C−341 ガソリンベース (Greasepit) ガソリンスタンドから、戦闘タワーに変形する燃料基地。 付属のマイクロTFは、4駆車の「グラスピット」。オフロード パトロールチームの「フットデモ」の色替え版。 海外では、デストロン(Decepticon)側として発売された。 | |
C−342 エアポートベース (Airwave) エアポートから、戦闘モービルに変形する航空基地。 付属マイクロTFは、F−14型の「オーバーエアー」。ジェット パトロールチームの「ナイトフライト」の色替え版。 上と同じく、海外ではデストロン(Decepticon)側。 |
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C−343 ファイヤーベース (Hot
House) 消防署から、戦闘モービルに変形する防衛基地。 付属マイクロTFは、A−10に変形する「ホットハウス」。ジェ ットパトロールチームの「ウインドリム」の色替え。 海外でも、元々サイバトロン(Autobot)側として発売。 | |
C−344 ビルドベース
(Ironworks) 建設現場から、戦闘タワーに変形する建造基地。 トラックに変形する、マイクロTF「アイアンワークス」が付属。 オフロードパトロールチームの「フリード」の色替え。 こちらも、元からサイバトロン(Autobot)側。 |
付属マイクロトランスフォーマー 対照表。
ロボットモード
ビークルモード
所属基地 | ガソリンベース | エアポートベース | ファイヤーベース | ビルドベース |
国内名称 | グラスピット | オーバーエアー | ホットハウス | アイアンワークス |
海外名称 | Greasepit | Airwave | Hot House | Ironworks |
海外では、マイクロTFの名称が商品名になっており、基地の個有名は無い。 |