マイクロトランスフォーマー DX(デラックス) C-337〜340


 アメリカでは、1989年度に、”Micromaster Transports” のカテゴリ名で発売された商品の国内版。
 基本的には、海外仕様と同一の商品だが、ロードジェットのみ一部カラーリングが異なっている。(下記参照)

 海外カテゴリ名 ”Transports” が示す様に、主にトレーラー等の輸送ビークル形態から、マイクロTF本体とそのサポート用のビークルに分離する。国内カテゴリ名の ”DX(デラックス)” というのは、マイクロTF単体に対して、専用の装備が付属している事に由来するものと思われる。

 海外では、善悪の両陣営に2体ずつ振り分けられていたが、国内では全てサイバトロン側として発売されており、全員がマイクロTFの指揮官クラスのキャラクターとして設定されている。




図はそれぞれ、左がビークルモード/右がバトルモード。また、商品名の後のカッコ内の英語は、海外での商品名。

C-337 ロードジェット (Overload)

カートランスポーターから、ジェットモードに変形する。
車型マイクロTFを4台搭載可能で、後部にはタラップも付いている。
海外仕様は、フロントグリルが黒で彩色されている。(国内は銀。)

海外でも、サイバトロン(Autobot)側として発売されている。




4台搭載可能

右が海外仕様
 




C-338 ミサイルブル (Roughstuff)

ミサイルトレーラーから、ジェットモードに変形する。

海外では、デストロン(Decepticon)側として発売された。


C-339 クレーガン

クレーントレーラーから、バトルステーションに変形する。
彼のみ、バトルモードがジェット機では無く、移動基地的な形態を取って
いる。

海外でも、サイバトロン(Autobot)側。








C-340 スカイウェイブ

戦闘母艦から、ジェットに変形する。他のDXが全てトレーラーをモチーフ
にしている中で ”輸送” の主従関係が逆転した特異な存在である。
本体のマイクロTFは、航空機モードで空母に固定する事が出来る。

海外では、デストロン(Decepticon)側として発売された。


マイクロトランスフォーマー 単体

それぞれ、変形システム自体とは関係なく、ロボットモードで
足を前に伸ばせる様になっているが、これはバトルモード時に
搭乗姿勢を取らせるための配慮。

スカイウェイブ以外は、トレーラーのキャブに変形するので、
単体でのビークルモードでは、それほど見栄えがしない。

ロボットモード

ビークルモード

1990年リストに戻る。

inserted by FC2 system