ビックカメラ名古屋駅西店
2012年12月1日開催
2012年12月1日に、サイバトロンサテライトの店舗である、ビックカメラ名古屋駅西店にて実施されたイベント。タカラトミーのトランスフォーマープロデューサーである、前田典秋氏のトークショーと、新製品などの展示が行われた。今回が第一回目の開催になる。 |
会場
参加条件として、同日発売のサイバトロンサテライト限定ダークガードオプティマスプライムの購入先着50名に参加整理券が配布された。実施場所は、おもちゃ売り場では無く、ビックカメラ地下1階のセミナールームで、12時から13時まで。(新製品展示のみ10時から18時まで) また、当日は、ビックカメラ名古屋駅西店のみ、TF関連商品3000円以上の購入で、ダイミクロンプライムのステッカーをもらう事ができた。 展示品は、マスターピース、ジェネレーションズ、TFプライム、トランスフォーマーGTを展示したディスプレイケース計4ケース。 ディスプレイケースは、マスターピースは、サウンドウェーブ、ランボル、アラートが中心。ジェネレーションズは、ブルーティカスとサウンドウェーブ&データディスクなど、TFプライムは12月発売商品、トランスフォーマーGTは、グレー試作品各種が展示された。 トークショーは、前田典秋氏が、今後の新製品をサンプルの実演を交えて説明していくもので、基本的に、既出情報以上の新しい情報は無かったが、開発裏話などが聞かれた。また、ファンからの質問コーナーもあり、ファンからの質問に当たり障りの無い範囲で回答していただだけました。 |
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トーク中に実演されたアイテムの中には、テストショットなども含まれており、特にフォートレスマキシマスとMPフレンジー、MPジャガーは実際の製品版とは異なる成型色のテストショットがお披露目された。MPサウンドウェーブも実際にカセットの出し入れなどを実演されていたが、これも製品版では無い為、スムーズに動作しない一幕も。 最後のジャンケン大会は、3つの景品が用意。景品は、僕らの町の司令官コレクションブックの全シールを貼ったコンプリート状態のもの、12月下旬開始のマトリクスコレクション第二弾のフクツのマトリクス、応募キャンペーンのブルーメッキアーシーのメッキの色味が異なるサンプル品の3つ。 トークショーの終了後の撤収作業中も、ファンの質問などに答えていただき、非常に充実した内容であったと思います。 |
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以下は、トークショー、質問コーナー、撤収作業中の個別の質問などで語られた内容の中から個人的に気になる内容を載せておきます。 *マスターピース関連 ランボルアラートは、カウンタックがスーパーカーの代表的車種である事から、ランボルギーニの正規ライセンスを取得する事にこだわった。 サウンドウェーブは、カセット3枚を収納可能。1枚か2枚だけ収納にする案もあったが、アニメ本編でのコンドル、ジャガー、フレンジーの連続イジェクトを強く意識したもの。 *ジェネレーションズ 海外で展開中の商品を国内導入。基本的に、ユナイテッドと類似の路線だが、ユナイテッドはTFの歴史を順番に商品で学んでゆくいうコンセプトがあった為に、春発売の商品で歴史の区切りが付いたので、別シリーズとして仕切り直し。過去の日本未発売商品なども、ラインナップに取り入れてゆく可能性がある。 日本版は、コストの制限があった海外版よりも塗装箇所を増やして、元からあるディテールを生かす形で彩色部分を増やしている。 ブルーティカスは、5体合体機能を内蔵する都合で通常TFより開発に手間がかかるが、開発期間は通常の商品5体分と同じだったので、サイズや合体部分の規格を決めた上で4人の開発者が個別に作業を進めたそう。 *復刻版 フォートレスマキシマスは、金型が大きいので、ラインを稼動させるのに、かなりの決断が必要。今回は、思い切って発売に踏み切ったが、いつでも簡単に生産できるものではない。 グランドマキシマスに関しては、常に可能性は検討しているが、ラインの稼動や、買う側のリソース(金銭的、スペース的な)を考えると、すぐに実現するとは言えない。応援してください。 *トランスフォーマーGT スーパーGTとのタイアップで、自動車ファン向けに訴求するシリーズの為、キャラクターは、歴代の司令官級キャラクターを選定し、そこからTFの歴史自体に興味を持ってもらいたい趣向。 付属フィギュアに関しては、完全変形トイを好む層が、興味のありそうな仕様という事で、フル可動のミクロマン仕様とした。 カーモードとフィギュアのスケールが合わないのは折込済みで、TFの新規武器をフィギュアのアクセサリー(インパクトレンチなど)として共用。ロボットモードでフィギュアと絡ませて遊ぶと良い。 GT-Rマキシマスは、現時点では発売は未定で、現在出回っているイラストも仮のもの。正式に発売が決まれば頭部は新規デザインで作られるはず。 スーパーGTとのタイアップ商品なので、来期シリーズが始まる時期から発売開始して、レースの盛り上がりに合わせて新展開を投入する考え。 *ビークール ビークールは、変形玩具の入門商品的な位置づけで、あえてトランスフォーマーと大きくアピールしない方針。胸のシールは、海外版のジャンケン遊びを廃して、キャラクターの個性や性格を表すアイコンを表示。 一部のカタログ写真にあった、ウインドウの目玉は、子供調査の結果、無い方が評価が高かったので廃止した。 *復刻版商品やマスターピースなどの商品化ラインナップに関して。 マスターピースの商品化ラインナップは、カセットロンの次辺りまでは決まっているが、その後は白紙。ファンの要望が多いアイテム(歴代司令官、ウルトラマグナスなど)については、毎回検討会議で名前は挙がっている。具体的には、スターセイバーやゴリラコンボイは良く名前が挙がる。 関連して、勇者シリーズのロボットなども名前が挙がってくる。以前のMPエクスカイザーは、15周年と銘打ったが、当時の子供を購買層に想定するには早かった。歴代TFなどに関しても商品展開に関しては、世代的なタイミングを計っている。 *TFプライム関連 アームズマイクロンシリーズの仕様に関しては、コレクター層からは厳しい評価だが、対象年齢層の子供からは、組み立てやシール貼りも遊びとして受け止められており比較的好評なので、総体としてはプラス評価。コストを抑えて買い易くした上で、ホビー的な遊びを増やす事にもなるので、今後も、同様のコンセプトの商品は検討していきたい。 海外での2013年展開であるビーストハンターズに関しては、アニメの放送や具体的な展開はこの場で答える事はできないが、少なくとも玩具自体は、なんらかの展開を検討している。 |
イベント展示品などの画像は、フェイスブックページのアルバムに掲載しています。 |