3月16〜19日に開催された、2000東京おもちゃショーのタカラブースでは、カーロボットの7月発売までの製品が一挙に展示された。そのうち、6月、7月のアイテムは、このおもちゃショーで初めて紹介されたもの。 カーロボットシリーズとは別に、かねてから噂されていた初代コンボイの復刻版の発売も遂に正式アナウンスされた。 6月、7月の新製品は、どれも「カーロボット」用に新規開発された製品では無く、過去に発売された製品を仕様変更したもの。おもちゃショーでお披露目となる完全新作アイテムが一切なかった事は、残念だが、当面の主力は、3月発売の製品と5月発売の新幹線合体ロボット「JRX」を中心に展開すると言うことだろう。8月以後は、再び、完全新作商品が登場するとの事。 ブースでは、現在展開中の「君の部屋がサイバトロン基地だ!キャンペーン」の賞品もジオラマ展示されていた。このキャンペーンの特賞として、過去、1987年に発売されたTF史上最大の基地型ロボット「フォートレスマキシマス」が、当時の仕様のまま展示されていたが、実際に頒布されるものは、何がしかの仕様変更が加えら れる可能性がある、との事。キャンペーン展示画像 また、この「サイバトロン・シティ」は、アニメへの登場が決定しており、今後、人気の程によっては、一般販売される可能性もあるかもしれない。 カーロボットブースで行われていた、人気投票コーナーでは、スーパーファイヤーコンボイやJRXに混ざって、初代コンボイの副官である「マイスター」や、「マイクロTF6体合体」、「ワイルドライド・クリアーバージョン」等が、展示されていた。投票の結果によって、これらの商品の発売の成否が決まるのだろうか。 |
ワイルドライドクリアーバージョン
6月には、サイバトロン側に2点の新キャラクターが登場する。いずれも、1997年度にアメリカでショップ限定発売された、”MachineWars” のアイテムから、カラーを変更して登場。 この2点は、現在まで日本では未発売だったアイテムなので、ファンには嬉しいところだろう。初期のビーストウォーズ750円サイズ商品同様に、スプリングによる一発変形ギミックを搭載。 |
|
C−016 インディーヒート 880円 6/22発売 |
C−017 レッカーフック 880円 6/22発売 |
遂に復刻される、初代コンボイは、パッケージもほぼ当時の仕様で発売されるという。 カーロボットブースでの、人気投票コーナーには、初代コンボイの副官「マイスター」の姿もあったので、今後、復刻版のシリーズ展開もあり得るのかもしれない。 |
7月には、デストロンガー側の新製品が、(実質)2点登場。 まずは、1986年度に発売された、「コンバットロン/ブルーティカス」の色替え版。1992年度にも、「バトルガイアー」の名称で色替え製品が発売されたが、今回もまだ仮称ではあるが、ほぼ同じ名称の「バトルガイア」となっている。 カラーリングは、今までのいずれの製品とも異なり、かなり細かい迷彩パターンがプリントされている物もあって、ビークルモードでの密度感を増している。全体的に今までの、どの製品よりもミリタリー色の強い配色だ。 今回は、1986年当時と同じ様に、単品での発売も予定されている。 |
|
(仮)5体合体バトルガイア 7月中旬発売。 |
(仮)ミサイル砲台 |
(仮)戦車 |
(仮)ヘリコプター |
|
(仮)シャトル |
(仮)ジープ |
デストロンガー側に登場する、もう一つの新製品は、なんと、1995年にG−2で発売された、「バトルコンボイ」の色替え版。全身漆黒で成形された悪のコンボイだ。 悪のコンボイといえば、トイザらス限定で発売され、アニメ・BWセカンドにも登場した、「ブラックライオコンボイ」が思い出されるが、これはあくまで ”偽者”に過ぎなかった。それに対して今回は、過去の商品の色変えとはいえ、主役であるファイヤーコンボイとは全く別の姿形を持つ事になり、単なる偽者を超えた、ライバル的キャラとしての活躍が期待される。 |
(仮)ブラックコンボイ 7月中旬発売予定。