パッケージ	SC-26　スペリオン
	2004年9月末発売。 　5体の航空機ロボットが5体合体するセット商品で、その名称はG1キャラクターのスクランブル合体戦士「スペリオン」を受け継いでいる、単体名称も中心ロボットが、前シリーズ「マイクロン伝説」ですでに使用された「シルバーボルト」から「アフターバーナー」になった他は、4体全てG1キャラと同じものが使われている。 　手足ロボットは、2種類の型しか無く、リペイントで2種類ずつ増やしている。合体ロボットモードでは、4体でれでも左右の手足のどこにでも合体する事ができる。これは、G1当時の「スクランブル合体」シリーズと同様のギミック。別売りの「ブルーティカス」「ビルドロン」とも手足を入れ替えた合体が可能。 　海外では、2004年の秋以降から、2005年の春先にかけて順次単品で発売されたが、日本ではセット商品のみの発売。

アフターバーナー

ビ−クルモード

ロボットモード

合体時の中心となるロボット「アフターバーナー」は、SF的な航空機に変形する。機体の後部にはマイクロンジョイントが２個所にあり、機体下面には着陸脚が出し入れできる。ロボットモードでは、基本的な関節は可動する事ができる。 　胴体の裏側の折り畳み式のカバー状のパーツは、説明書やパッケージの写真とは、逆に組み立てられているが、簡単に取り外す事ができるので、今回は説明書の写真の向きに組み直している。 　また、肩の内側のパーツが、モールドの向きから判断して逆に組み立てられている可能性がある。これは分解する事は困難なので、そのまま。	エネルゴンウェポン、マイクロン合体

エアライダー＆ファイヤーボルト

エアライダー			ファイヤーボルト

エアライダー、ファイヤーボルトは、同じ型を使ってリペイントで別キャラとして登場した。これもSF的スタイルの戦闘機に変形し、着陸脚の展開が可能。ロボットモードでは、ボールジョイントにより手足の関節が可動する。 　 　付属の武器パーツは、説明書によれば「エナジースティック」と呼ばれている。パッケージにはジョイントパーツを分解した状態で梱包されているが、説明書にはその組み立てに関する説明が無い。スティックの形状は左右で異なり、ジョイントパーツとの接合部分も異なる。ジョイントがＵ字型の方は、付け根が段差になっている方のスティックに横からはめ込む。 　エナジーステックは、ビークルモードへの取り付け方が、両翼の上に付ける場合と下に付ける場合の２種類説明されている（右図）。ロボットモードでは手持ち武器になる。 　他に、それぞれクリアブルーのエネルゴンスターが付属している。	エナジースティック装着 ロボットモードで装備 エナジースティック

スリング＆スカイダイブ

スリング			スカイダイブ

スリング、スカイダイブも、同じ型を使ってリペイント。こちらは、実在の航空機Ａ-10攻撃機をモチーフとしたビークルモードに変形する。これも、着陸脚の展開が可能、ロボットモードでは、ボールジョイントにより手足の関節が可動する。 　機体の下面には、頭部が変形した機銃があり回転する。 　付属の武器パーツは、説明書によれば「スピリチュアルウェーブ」と呼ばれており、ビークルモードでは機体の上面に取り付ける場合と、翼に取りつける場合が説明されている。 　アニメ劇中では、これらとは違い機種に取り付けられている。（下図） こちらも、それぞれクリアブルーのエネルゴンスターが付属しており、このスペリオンのセットには計４個が付属している。	スピリチュアルウェーブ装着 ロボットモードで装備 機首に装備したアニメ仕様
機体下面の機銃

エネルゴンウエポン装備

スーパーリンク・スペリオン

スペリオン （バランス型）
スピード型	火力型

5体合体モードでも関節は可動し、肩の付け根と、モモの付け根、ヒザ、頭部が可動する。 　合体モードの腕は、手首に当る部分が拳では無く、付属の武器パーツが変形した銃火器型のものになっている。 　スペリオンの頭部は、パッケージのイラストではバイザー状に描かれているが、実際の玩具は普通に両眼がモールドされている。しかし、眼の両サイドには溝がモールドされており、顔の造型も不自然な点がある事から、本来はバイザー状のパーツが組み込まれる予定があったものかもしれない。 　頭部が収納されるアフターバーナーの機首内部には、サイバトロンのエンブレムがモールドされている。	頭部

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海外名称

海外での名称は以下の通り。 日本とは違い、合体モード以外はG1キャラの名称は全くと言って良いほど踏襲されていない。
スペリオン	SUPERION MAXIMUS（スペリオン・マキシマス）
アフターバーナー	STORM JET（ストームジェット）
エアライダー	TREADSHOT（トレッドショット）
ファイヤーボルト	WINDRAZOR（ウィンドレーザー）
スリング	SKY SHADOW（スカイシャドウ）
スカイダイブ	TERRADIVE（テラダイブ）
また、海外では“AIR TEAM”(エアチーム）というチーム名が付けられている。

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