パッケージ

GC-10

音速司令官 ニトロコンボイ

 2005年2月10日頃発売。
 シリーズ中に5人登場する「コンボイ」の1人で、高速車両型TFの惑星「スピーディア」のリーダー。

 付属フォースチップは、「スピーディア」の金彩色バージョン。これは、惑星スピーディアのプラネットフォースそのものを意味する。

 尚、海外では“Override”(オーバーライド)の名称で登場し、女性として設定されているが、これは海外側の事情により後から変更された設定で、玩具の開発、及びアニメの制作段階では、女性になる事は想定されていなかった。


ビークルモード

ロボットモード


 ニトロコンボイは、レーシングカーに変形する、惑星スピーディアのリーダー。

 ギャラクシーコンボイ以外の4人のコンボイ全てがそうだが、コンボイの名を持ちながらも、いわゆる「コンボイ顔」では無く、ニトロコンボイの場合は額の5角形のモールドがかろうじてコンボイらしい意匠となっている。

 その変形パターンには、スプリングによる半自動変形ギミックが採り入れられている。具体的には、ビークルモードのフロント部分にある黒いパーツをスライドさせると、スプリングで胴体中央部と腕部が展開して、右下図の状態まで変形する。ここからは、手動で腰パーツを閉じて、フロント部分を背中に畳めばロボットモードの完成となる。

 ロボットモードでは、基本的な関節はほぼ可動するフリーポーザブル仕様。肩の付け根部分が自動変形ギミックの影響で固定できず、やや内側に向いてしまうのが難点(右下図で確認できる)。

 カラーリングは、赤と白で脚部にはストライプがあるのが特徴。惑星スピーディアのトランスフォーマーは、タイヤがクリパーツ成形なのが特徴で、ニトロコンボイではウインドウと同じクリアレッドで成形されている。

 ビークルモードのフロントノーズ(ロボットのつま先)には、ライトが金色の彩色で表現されているが、この部分は実際にクリアパーツで成形されているものが、彩色で塗り潰されている。内部にはライトのモールドもあり、明らかにクリアパーツとして表現する事を前提としているが、なぜこのような処理になったのかは謎。




うしろ


自動変形後

イグニッションギミック

 


 イグニッションギミックは、車体後部にフォースチップを差し込むと、2つの銃身が前方に展開する。このパーツは取り外して、ロボットモードの銃としても使用できるが、取り外さなくてもビークルからロボットに変形可能で、この場合ロボット時には背中に畳むビークルのフロントパーツに重ねる形になる。
 この銃パーツは、パッケージ等によれば「マッハショット」と名付けられている。

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