パッケージ

SMOKESCREEN

(スモークスクリーン)

 2006年9月頃に、デラックスクラス・アソートwave9商品の1つとして発売された。このwave9は、サイバートロンシリーズにおけるデラックスクラスの最終アソートで、他にゴリラ版オプティマスとTレックス版メガトロンが新製品として登場している。
 製品は、デラックスクラスwave4で発売された「クロスワイズ」(GFのオートボルト)のリペイントで、G1の同名キャラクターをモチーフとした配色。アニメには登場しない。
 付属サイバープラネットキーは「地球」。


ビークルモード

ロボットモード

 「スモークスクリーン」とは、元々G1シリーズの1985年度に登場したキャラクターの名称だが、今回の商品のリペイント元になった、クロスワイズ/オートボルトは、開発段階での名称が「スモークスクリーン」であり、デザイン的にもG1スモークスクリーンを踏襲したポイントが多く、リメイク的な要素を含んでいた。今回は、名称を「スモークスクリーン」に戻し、カラーリングもG1スモークスクリーンを踏襲した先祖返り的なアイテムとなった。
 尚、アルマダシリーズでも同名のキャラクターが登場するが、設定上の関連は無いようだ。(日本のマイクロン伝説での「グラップ」の海外名称が「スモークスクリーン」。)

 全体のカラーリングは、勿論G1スモークスクリーンと同様のレッドとブルーのツートンカラーにホワイトのラインが入ったものだが、今回はブルーの部分がメタリックカラーになっている。車体側面とボンネットには、これもG1版と同様の「38」のゼッケンがプリントされている。また、ルーフにはオートボットのエンブレムがプリントされている。

 モールド自体は特に変更は加えられていないが、日本のオートボルトと比べると、背中のキャノン砲の銃身パーツの接続方法が異なる。これは、おそらく接続部分の剛性を確保する為に、やや遊びを持たせたものと思われ、海外製品のクロスワイズ発売の時点で加えられた変更(画像無し)。

 ギミックは、クロスワイズ/オートボルトと同様に、カーモードのウイングの部分から噴射炎を模したミサイルが発射される。取り外してロボットの手に持たせる事のできるこのウイング型銃パーツの名称はパッケージの記載によれば、「ターボフレイムピストル」となっている。また、このパーツを装着した状態のカーモードは説明書によれば「ターボモード」とされている。サイバーキーギミックは、車体の後部にキーを差し込むと、2基のミサイルランチャーが展開する。このランチャーの名称は「ミニミサイルラック」。これらの武器、モード名称は、クロスワイズでの記載と同様で変更されていない。


ロボットうしろ

サイバープラネットキー・ギミック


サイバーキーギミックは、ロボットビークルともにミサイルラックが展開。

GFオートボルトとの比較


ロボットモード


ビークル


 スモークスクリーンは、車体のツートンカラーに合わせて、手足にも塗り分けが増やされている。
 クリアパーツは、オートボルトのグリーンからスモークになった。

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