パッケージ

トランスフォーマー公式クレジットカード
入会キャンペーン景品

サイバトロンスリング



 2009年2月から登録が開始された、トランスフォーマー公式クレジットカードの入会キャンペーン景品として配布された限定マイクロン。

 実際に入会メンバーに配布されたのは、2009年3月末ごろから。同じく入会キャンペーン景品のオリジナルQUOカードと一緒に郵送で発送された。



ビークルモード

ロボットモード


 トランスフォーマー公式クレジットカードは、カードデザインが、サイバトロンとデストロンの2種から選べ、それぞれ入会キャンペーン景品が異なっていた。サイバトロン・デザインの申込者の景品が、このサイバトロンスリング。デストロン・デザインでは、デストロンボルターが配布された。

 入会キャンペーンマイクロン2種には、製品名と所属軍団以外のキャラクター設定やバックボーン設定は一切無く、どの作品世界観に属するキャラクターなのか、G1スリングとの関係性があるのか、といった詳細は不明であるが、今回は、便宜上、同時期に展開された「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズに分類している。

 製品は、海外で発売されたクラシック・シリーズのクリアスカイズ・ミニコンチームのメンバー「サンダーウィング」の色換え製品。日本では、2007年に限定配布景品の「ノイズイフェクト」として別色の製品が配布されている。2008年には、海外でユニバース・シリーズの商品「ボルトフラッシュ」としても発売されており、今回のサイバトロンスリングは4色目のアイテムとなる。

 「サイバトロンスリング」の製品名の通り、1986年に発売されたG1製品、エアーボット・副官スリングをイメージした配色と思われ、同様に白と赤を基調とした配色だが、成型色はいずれもメタリック調になっている。彩色は、風防と眼がオレンジ、機首先端と顔面が黒。主翼にはサイバトロンマークを中心とした図柄のマーキングがプリントされており、水平尾翼には赤の塗り分けがある。細部の彩色パターンは、過去の同型製品、サンダーウィング、ノイズイフェクトと同じで、翼のマーキングも同じ図柄。




うしろ


同時配布のQUOカード

同型アイテムとの比較



 左から、サンダーウィング、ノイズイフェクト、サイバトロンスリング、ボルトフラッシュ。

 日本の限定品である、ノイズイフェクトとサイバトロンスリングはいずれもサンダーウィングと同じ彩色、プリントパターンである事が判る。配布用の景品であるこの2体は、色の配置のみを換える事で、企画、生産にかかるコストを削減する意図があるものと考えられる。


G1スリングとの比較

 

 1986年に発売された、C-53 エアーボット・副官スリングとの比較。

 ビークルモードでは、白い機体にオレンジの風防、黒い機首先端に共通点を見出せるが、ロボットモードでは特に似ている訳では無い。


エアーボット部隊編成



 海外では、レジェンズクラスの製品で、エアーボット部隊のメンバーの名を冠した製品がいくつか発売されている。しかし、スリングの海外名である「スリングショット」は、商標が使用できない為に、直接的に同名キャラクターを発売する事ができない状況になっており、レジェンズクラスでは彼に相当するキャラクターのみ空白となっている。今回は、サイバトロンスリングを代理として、エアーボット部隊を編成してみた。

 使用製品は、クラシック・シリーズの「ファイアフライト」(日本でのファイアーボルトに相当)。ユニバースシリーズのレジェンクラス5体セット製品『エアリアル・ライバルズ』から、「エアレイド」(同エアーライダー)と「スカイダイブ」。同5体セット製品『スペシャルチーム・リーダーズ』から、「シルバーボルト」。

 ファイアフライトは赤い輸送機、エアレイドはグレーの輸送機、スカイダイブは黒いステルス機、シルバーボルトはライトグレーの戦闘機。いずれも、サイバートロン・シリーズの製品からの流用で、G1シリーズのモチーフとは全く異なるイメージ。エアレイドとスカイダイブは配色イメージが逆になっている。

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