STORM JET

ストームジェット



パッケージ

 RIDの2002年度ラインの一つとして、アメリカでは4月頃に発売された商品。
 日本では、海外の商品をそのまま国内導入する「USAエディション」 の一環として、トイザらス限定商品として発売された。当初の発売予定日は6月27日だったが、7月5日に変更された。

 商品は、“Beast Machines”のデラックスサイズ商品“Jetstorm”の配色を変更した物。BMでは悪のキャラクターだったが、今回はAutobot(サイバトロン)のキャラクターとして発売されている。BM商品に標準で内蔵されていたスパーククリスタルは、赤で成形されたダミーが取り付けられている。



ビークルモード

ロボットモ−ド

ホバーモード


 元になった、ビーストマシーンズのJetstormは前進翼が特徴だったが、ストームジェットでは付け根から180度回転させて後退翼の状態でパッケージングされている。説明書のイラストでも翼が後退位置で描かれているが、これは元になったBMのJetstormの時からこの状態で描かれていた。Jetstormの場合は、前進位置が基本なので元々は間違って描かれたイラストだと思われる。

 ホバーモードは、元々のJetstormが脚の無い浮遊状態を基本形としたデザインだった事の名残り。ストームジェットでは、2本脚のロボットモードが基本になっている。

 アタックモードとして、機首がスプリングで飛び出し、手で上下左右に首振り出来るギミックがあるが、これは説明書の説明文によれば偵察任務時に使用するモードらしい。英文のキャラクター設定にも偵察任務に関する記述が確認できる。

 その他、スプリングによるミサイル発射や、簡素だがビークルモードでの着陸脚展開、(元)スパーククリスタルの収納カバー開閉等のギミックがある。

 ロボットモードでのヒジの関節部分が、材質のせいか動かしづらいのが難点。

 RID2002年度ラインで発売されたVehiconsリペイント商品のうち、唯一この商品だけバイオ&テックスペックの記載があるが、その内容には、元になった商品との関連を示すような記述もなく、完全に別個のキャラクターとして扱われている。
 海外のファンの間では、G1の日本未発売商品“Jetfire”に配色が似ている事がよく取り沙汰されているが、実際意識して配色したのかは不明。こちらも設定上の関連はみられない。

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アタックモード(機首伸長)

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