LANDFILL
AUTOBOTS
MULTI-PACK

ランドフィル・オートボッツマルチパック



パッケージ


 日本で、2000年にカーロボットシリーズで発売された「ビルドマスター/ビルドキング」は、2001年秋にはアメリカでRID版商品として一部仕様を変更して発売された。RID版では、チーム名が「ビルドチーム」、合体名が「ランドフィル」と呼ばれ、各単体名称も異なる。

 この商品は、そのRID版のカラーリングを統一して4体をセットにした「マルチパック」で、2003年11月頃に、アメリカの大手ディスカウントストアチェーン “Wal Mart”(ウォルマート)限定商品として発売された。海外では、ビルドチームのセット売り商品はこれが初。

 配色は、イエローを基本色に、ウインドウ類がクリアブルー、関節パーツ等がライトグレー、タイヤやキャタピラ等がブラック等で成形されており、全体にシルバーで派手に汚し塗装が加えられている。

 パッケージデザインは、アルマダの2002年度商品に準じたフォーマット。


WEDGE(ウェッジ)

ビークルモード

ロボットモード

日本名「ビルドボーイ」。胸のエンブレムがプリントされているプレートが黒になった。


GRIMLOCK(グリムロック)

ビークルモード

ロボットモード

 日本名ビルドハリケーン。RID版のグリムロックの名称は、シャベルから展開するシザーからイメージしたものと推測される。


HIGHTOWER(ハイタワー)

ビークルモード

ロボットモード

 日本名ビルドサイクロン。RID通常版では、旋回体の上面にオートボットエンブレムがプリントされていたが、今回は旋回体の右舷側に変更されている。

*旋回体:クレーン車等の回転する部分。
 

右舷側


HEAVY LOAD(ヘビーロード)

ビークルモード

ロボットモード

 日本名ビルドタイフーン。通常版カラーも黄色の為、あまり変わり映えしないが、今回の限定版の方がややオレンジがかった色味。


LANDFILL
(ランドフィル)


ロボット#1

ロボット#2

ロボット#3



 4体合体ロボットモード「ランドフィル」は、日本版同様に合体位置を入れ換えた3種類のモードが存在するが、RID版では、各モード固有の名称は設定されておらず、説明書でも「ロボット#1〜3」と記載されているだけ。
 日本では、#1がサイクロンモード、#2がハリケーンモード、#3がタイフーンモード。

パッケージの変形ミス

 パッケージに使用された写真やイラストでは、ランドフィルの上半身の変形が異なり、ウェッジのキャタピラが、胴体に沿わせた位置でブレードのみ上に展開した状態になる。

 背中側の変形は、グリムロックの両腕を左右に開き、グリムロック後頭部の穴にハイタワーの旋回体を接続、さらにそのハイタワーの後頭部を下ろしグリムロックのシャベルを差し込むと、ほぼパッケージの状態になる。

 
パッケージの状態を再現

背中側



パッケージ側面イラスト


 
RID通常カラー版との比較


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