AUTOBOT 3-PACK

サイバトロン3体セット



パッケージ

 アメリカでは、RIDの2002年度ラインの一つとして、5月頃に発売された商品。
 日本では、海外の商品をそのまま国内導入する「USAエディション」 の一環として、同年7月31日にトイザらス限定商品として発売された。

 商品は、“Beast Machines”のベーシックサイズ商品をカラーリングを変更し3体セットにして、メガサイズ相当とした物。BM商品に標準で内蔵されているスパーククリスタルは、今回は3体ともに不透明のオレンジ色で成形されたダミーに差し換えられている。

 この商品にはパッケージにバイオ&テックスペックが記載されておらず、3体とも所属が“Autobot”(サイバトロン)である事以外、一切の設定が不明。


NIGHTCRUZ

ビークルモード

ロボットモード

 BM2001年度ラインの商品“Spy Streak”のカラーを変更した物。
 ステルス攻撃機風のビークルモードでは、ダミークリスタルを前方にスライドさせることで、機首が左右に開き、同時に機体下面からミサイルを2基発射する。
 ロボットモードでは、右手がミサイルランチャー、左手が機種を展開した大型クローになる。

 “NIGHTCRUZ”とは聞き慣れない名称だが、“Cruz”とはスペイン語で「十字架」の意味で「クルス」と発音するが、英語発音では一般的に「クルーズ」と発音される。とはいえ、「夜の十字架」では今一つ意味不明なので、恐らく同じ発音である“Cruise”(巡航)に掛けた名称だと思われる。
 思うに、本来“Night Cruise”と名付けたかった所が商標等の問題で不能になった為に同じ発音である“Cruz”を当て字した、という辺りが真相なのではなかろうか。(憶測)
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機首展開


MIRAGE GT

ビークルモード

ロボットモード

 BM2000年度ラインの商品“Mirage”のカラーリングを変更した物。
 未来的なインディレースカー風ビークルに変形する。マフラーは、ビークル、ロボット両モードどちらの形態でも押し出し式ミサイルとして発射可能。
 ロボットモード頭部の銃は説明書には無いが取り外す事が可能で、手に持たせる事も出きる(右図)。偶然そうなっただけなのか意図して設計されたのかは不明。

 名称は、“Mirage GT”となっているが、RIDには既に、“Mirage”の名称を持つキャラクターが存在する為の差別化だろう。何故あえて類似する名称が付けられたのかは謎。
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頭部の銃を保持した状態


SCAVENGER

ビークルモード

ロボットモード

 BM2000年度ラインの同名商品のカラー変更版。
 名称は同じだが、一切の設定が存在しないので関連性は不明。

 ショベルカーに武装を施したようなビークルモードでは、アームが可動しレバー操作でバケットを開閉させる事が出来る。車体左側の運転席風の個所を開くとダミーのクリスタルが内蔵されている。

 上の画像では見えないが、右側のキャタピラカバーにサイバトロンのエンブレムがプリントされている。
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バケット開閉

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