DREADWIND & SMOKEJUMPER

ドレッドウインド&スモークジャンパー



パッケージ

 2002年夏、アメリカでの新シリーズ“Transformers:Armada”の開始以降も、主にストア限定商品としてリリースが続けられている、“Robots in Disguise”(RID)の2003年度商品として登場した商品。

 この商品は、アメリカでの発売よりも早く、日本でUSAエディション「ドレッドウインド&スモークジャンパー」として、2003年1月1日からトイザらス限定商品として販売が開始された。店頭販売価格3.299円。
 アメリカでは、大手ディスカウントストアチェーン “TARGET”(ターゲット)の限定商品として、2003年4月頃に発売された。

 商品自体は、海外の“Transformers:Generation-2”の1994年ラインで登場した、“Dreadwing & Smokescreen”(日本では、1995年TFG2の「TRF-10 ドレッドウイング」)のリペイント版で、同じ型を使ったリペイント商品は、1998年に日本で、ビーストウォーズセカンドの「スタースクリーム&BB」としても発売されており、今回は3回目のリペイント商品となる。

 パッケージは、従来のRIDフォーマットから一新し、現行シリーズ“Transformers:Armada”のフォーマットを踏襲した物になった。シリーズのロゴ部分のみ“Robots in Disguise”となっている。また、“Armada”商品に付属している、コレクションステッカーと同じフォーマットの切り取り式のカードが、パッケージの内側に印刷されているが、バイオ&テックスペックや世界観の説明等は一切無く、パッケージ及び説明書にも、商品機能以外の記述は無い。
 なお、パッケージサイズは、“TF:Armada”のギガコンサイズと同じ。


DREADWIND(ドレッドウインド)

装甲戦車モード

ロボットモード


ステルス爆撃機モード


SMOKEJUMPER(スモークジャンパー)

ジェット戦闘機モード

ロボットモード



 ドレッドウインドは、ステルス爆撃機モードと装甲戦車モードに変形する。ステルス爆撃機モードでは、ジェット戦闘機に変形するパートナーのスモークジャンパーと合体してスーパージェットモードにする事も可能。

 全体のカラーリングは、メタリック調のグリーンとモスグリーン、ライトグレーを基本とし、ウインドウ等は、クリアオレンジで成形されている。それぞれの機体にはディセプティコン(デストロン)のエンブレムがプリントされている。
 他に、過去の商品とは異なるデザインのユーザーシールが添付されているが、このユーザーシールは、説明書の貼り付け位置指定に番号が振られておらず、パッケージの写真も左右で違う向きに貼られているものもあり、今一つ貼り付け位置が判然としない。今回は、説明書とパッケージを参考にそれらしく貼り付けてみた。

 ドレッドウインドの装甲戦車モードは、2機合体モードからスモークジャンパーを分離させるとストッパーが外れて主翼が折り畳まれるほか、キャタピラもボタン操作でスプリングにより展開する。
 機体下面に装備されたミサイルランチャーは、後部のダイヤルを回転させる事で、ミサイル6基を連続発射する。この武器はドレッドウインドの3つのモード全てで使用が可能だ。
 主翼にはミサイルを合計6基懸架する事ができ、主翼上面のクリアオレンジのボタンを押す事で、投下することができる。

 スモークジャンパーは、ジェット戦闘機からロボットに変形し、機体左右に装備したミサイルランチャーからはスプリングでミサイルを発射することが出来る。このミサイルランチャーはスモークジャンパードレッドウインドのどちらにも、ロボットモード時に手に持たせることができる。また、BWセカンドで発売された際に金型を改修された、エネルゴンチップ(シークレットエンブレム)を貼る為の四角い囲みのモールドが右主翼の裏面にそのまま残っている。


DREADWING(ドレッドウイング)

2機合体スーパージェットモード

後ろから見た所
 
 ドレッドウインスモークジャンパーの2機合体スーパージェットモードは、パッケージ裏面の説明書きによれば、“DREADWING”(ドレッドウイン)と呼ばれる。過去に登場した同型色違いの商品は、合体モードに名称は付けられておらず、固有の名称が与えられるのは今回が初。
 このモードには、スモークジャンパーのミサイルランチャー及び、ミサイルを装着したままで合体できる。

ミサイルランチャーの取り付け補足:


 パッケージの写真やイラストでは、スモークジャンパーの腕に直接ミサイルランチャーがマウントされているが、これはヒジの部分に開いている尾翼取り付け用の軸穴の部分に、ランチャーのサイトの先端部分を差し込んでいるものと思われる。

 この取り付け方法は、過去の同型商品には見られなかったもので、今回の商品でも説明書には掲載されておらず、パッケージ写真の撮影時に間違って(もしくは判っていて、わざと)取り付けたものがそのまま使用されたと推測される。いずれにしても、「正しい使用法」とは言い難く、海外製品のパッケージ写真によく見られる間違い写真と同列のものと思った方が良さそうだ。

 ちなみに、過去の同型商品では穴の径がやや細く、このような装備は出来ないようだ(個体差の可能性あり)。
  
 



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