CRYOTEK

クライオテック



パッケージ


 2001年12月頃、アメリカの大手ディスカウントストア “TARGET”(ターゲット)限定商品として発売された商品。
 
 ビーストウォーズメタルスに登場したドラゴンメガトロンの色替え商品で、メガトロンとは別のキャラクターという
設定だが、パッケージには、テックスペック数値とモットーが記載されているのみで、役割や具体的なプロフィー
ル等は存在しない。なお、アメリカのBOTCONのサイトには、「ハズブロの未発表設定を元にした」という詳細な
設定が掲載されているが、どこまでが本来の設定でどこからがBOTCON側の創作なのかが判然とせず、何より
モットー自体が別物になっているので、あくまでBOTCONオリジナル設定と解釈するのが自然だろう。
 RID名義で発売されたこの商品だが、初期にはBW名義の試作パッケージが存在しており、BOTCON版設定
もBW〜BMの世界観をベースにした物だった。
 RID商品は、基本的にパッケージ表記が3カ国語対応になっているが、この商品は、アメリカのディスカウントス
トア限定商品である為か、英語表記のみとなっている。

 日本でも、2002年1月中旬に「クライオテック」の名称でアメリカ版パッケージのまま発売された。日本版のみ、
胸の球体の中に「ソウルフィギュア」が付属している。日本版ではキャラクター設定等は一切存在しない。また、
日本版の発売が発表された当初は、「ブルードラゴンメガトロン」という商品名が付けられていたが、その後、「クラ
イオテック」に名称が変更されている。


ビーストモード

ロボットモード

トランスポーテーションモード
(ビークルモード)

ソウルフィギュア:

 日本版のみに付属するソウルフィギュアは、元々、ドラゴンメガトロンの段階から付属が
予定されていた物で、2つのスパーク融合を表現する為のアイデアだったらしい。結局、ド
ラゴンメガトロンでは付属しなかったが、金型にはモールドが掘り込まれていた様で、今回
日本版のみ特別に付属する事になった物。
 ドラゴンメガトロンの時には、謎だった胸部球体内の座席に着座する形になっている。

 日本版は、このソウルフィギュアとパッケージの日本語表記ステッカー以外にアメリカ版と
の違いは無い。

ソウルフィギュア


ヘッドレバー:

 ドラゴンの背中側にある、ドラゴンの首を上下左右に動かす為のレバーが、製品状態では
下向きに組み立てられているが、これは付け間違いで、右図下が本来の状態だと思われる。
 このパーツは、トランスポーテーションモード(ビークルモード)時に、首を真っ直ぐに固定する
為の役目があり、製品状態ではストッパーが逆向きになってしまう。

 クライオテックの元になった、ドラゴンメガトロンの日本版では、この部分は正しく組み立てら
れていたが、海外で販売されたバージョンでは今回の製品状態と同じく逆向きに組み立てら
れている物が大半だった。




製品状態


組替え後

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