SUPERCON
OPTIMUS PRIME

スーパーコン オプティマス・プライム



パッケージ(ユニクロンバトルズ版)

 スーパーベース版オプティマス・プライム(日本の「MC-01コンボイスーパーモード」)のキャブ部分のみをスケールダウンしてスーパーコン(デラックス)サイズ商品として再設計された商品。

 アメリカでは、同じスーパーコンサイズ商品のブラーと共に、2002年12月頃から発売された。日本では、2002年12月26日頃に「MC-06 STDコンボイ」として、発売されている。

 この商品は、発売時期によってライトの彩色とエンブレムの有無で、3種類のバリエーションが存在する。(下記参照)

オプティマス・プライム


ビークルモード

ロボットモード

MINI-CON OVER-RUN

ミニコン・オーバーラン


ビークルモード

ロボットモード

武器モード

 このスーパーコン版オプティマス・プライムは、先行して発売されたスーパーベース版とは異なり、コンテナとの合体機能は無くなっているが、ロボットモードでの関節可動部分が多く設計されており自由にポーズを付ける事ができる。
 足首は、前後左右に動き、足を広げたポーズでも足裏が接地できるようになっている。脚の付け根はボールジョイントで、腰部の左右と後ろのスカート状のプレートにも可動軸が設けられているが、フトモモ部分のモールドが腰パーツに干渉して前後方向への可動範囲が狭くなっているのがやや難点。

 オプティマス本体の背中のパワーリンクスジョイントにミニコンを合体させて上下にスライドさせると、両肩を交互に前後に繰り出す、パンチアクションが作動する。

 ビークルモードは、キャブ部分のみだが、連結部のサイズが統一されているので、スーパーベース版オプティマスのコンテナと連結することができる。

 付属マイクロンのオーバーランは、宇宙戦闘機風のビークルからロボットに変形し、さらに武器モードとしてオプティマスに持たせる事ができる。また、ビークルモードのオプティマスの荷台付近にジョイントしてアタックモード(右図)する事や、ロボットモードの腰裏側のジョイントに取り付ける事もできる。

 通常、トランスフォーマー商品の多くは玩具先行で開発され、完成した玩具を元にアニメ等の設定画が描かれるが、日本のホビー誌の記事によれば、このスーパーコン版オプティマスは、先に発売されたスーパーベース版を元に描かれたアニメ用設定画を参考にプロポーションを重視して設計されたという。


アタックモード


武器モードで手持ち。

腰のジョイントに接続。

背中のジョイントに合体。
  


バリエーション
  
 発売当初は、ビークルモードのライトが銀色で彩色されていたが、その後2003年春頃から出荷されたバージョンでは、ライト部分の彩色が黄色に変更された。
 さらにその後、2003年7月頃から出荷されたバージョンはパッケージに「THE UNICRON BATTLES」のステッカーが貼られ、本体はライトは黄色のままで、ボンネットにオートボットエンブレムのプリントが追加された。

 ここでは、便宜的に初期の銀色ライトのものを第1期、黄色ライトのものを第2期、黄色ライト+エンブレムのものを第3期と呼称する。上掲の画像は全て、第1期のものを使用した。
 日本で発売された「MC-06 STDコンボイ」は、ライトがシルバーの第1期バージョンと同じ物で、それ以外のバリエーションは今の所確認されていない。

第2期
第1期では銀色だったライトが黄色になった。

第3期
黄色ライト+ボンネットにプリントが追加。


左から、1期、2期、3期。

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