RED ALERT

レッドアラート



パッケージ

 アルマダ第1弾商品の一つとして、2002年7月頃に発売された、 ライト&サウンドギミックを持つマックスコン(メガ)サイズ商品。

 その名称は、G-1のカウンタック・ファイヤーチーフ型のキャラクターと同一だが、アルマダの世界観は今までのTF作品とは明確な接点を持たない新たな世界とされているので、当然別人。

 アルマダ商品には、バイオ&テックスペックは記載されていないが、ハズブロのTF公式サイトで公開されているキャラクターバイオによれば、オプティマスとは旧知の仲の優秀な医師/科学士官で医師の道に進む前は勇猛な戦士だったとされている。ちなみに、地位の数値は“7”なので日本で言うところの「副官」扱いのキャラというわけでは無いかもしれない。



ビークルモード

ロボットモード


 ビークルモードは、レスキュー仕様のSUV(Sports Utility Vehicle)で、ルーフにはサイレンが設置されており、車体には赤十字が描かれている。ボンネットにはサイバトロンのエンブレムが彫刻されている。

 ウインドウは、正面のみクリアレッドのパーツが使用されているが、側面は彩色で表現されている。また、ドアは開いた状態にも出来るが、内側には腕が折りたたまれており、運転席の内部も作られているわけではないので、あくまで変形システム上の副産物と見るのが妥当だろう。

 ロボットモードでは、ボールジョイントこそ使用していないものの、頭部、腕部、脚部のほぼ全ての関節が可動するので比較的自由にアクションポーズをとらせることが出来る。
 また左腕は、拳ではなくオプションの銃身をとり付けるようになっている。この銃身は2種類付属し、使用しない時は本体内部に収納できる。
 ロボット頭部は、眼と後頭部の部分がクリアレッドで成形されており、光を当てると発光しているように見える採光眼が採用されているが、パーツの透明度がいまひとつであまり光って見えない。
 
2種類の銃身

MINI-CON LONGARM


ビークルモード

ロボットモード

 付属ミニコンのロングアームは、クレーン車に変形する。
 クレーンは旋回させる事と上下に可動させる事ができ、中央から二つに折り曲げることもできる。

 ロボットモードへの変形は、マイクロ・トランスフォーマーでよく採用されていた簡単なパターンだが、マイクロTFの脚部が左右で繋がっていて独立して可動させることができなかったのに対して、ロングアームは左右別々に可動させる事ができる。

 ロボットモードの胸部中央には、ミニコンのエンブレムが彫刻されており、その下にはパワーリンクス・ジョイントがある。


(ビークル)アタックモード

(ロボット)アタックモード


■POWERLINX(パワーリンクス)

 レッドアラートのパワーリンクスジョイントは、ギミックありが2箇所、ギミックなしが3箇所の計5箇所で、ギミックありの2箇所はともにライト&サウンドギミックに連動している。

 1つめのポイントは、ボンネット上面右側で、この部分にミニコンを合体させると、バンパー部が展開し、その状態でミニコンもろともジョイントを後ろにスライドさせるとディスク発射と同時に発射音が鳴り、ルーフのライトが発光する。

 2つめは、車体上面後部で、ここにミニコンを合体させて後ろにスライドさせるとロケットランチャーが展開し同時に発射音とライト発光。ミニコンを前にスライドさせると“Red Alert!”のセリフに続きサイレン音が鳴りライトも発光する。

 *ライトギミックは、1箇所しかなく、どのサウンドと連動の場合も、同じ個所の発光(サイレンの基部中央)。

 展開したロケットランチャーは取り外して、手持ち武器として持たせる事もできる。ランチャーからはスプリングでミサイルが発射されるが、展開ギミックとの連動は無く、別個にボタンを押して発射する。このミサイルは二股に分かれておりハサミのように開く事ができる特殊な形状で、なんらかのレスキュー装備と思われる。(画像未掲載)

 両側のドアの部分にはギミックなしのジョイントが設置されており、任意のミニコンを合体させることができる。ロボットモード時には肩の上面になる。

 5つめのジョイントは、脚部に取り付けられたビークルモードの外装の一部を展開して、クリアーレッドのプレートを開いた場所にある。ここを展開した状態は、説明書では“Repair Mode”(修理モード)とされているが、それ以外に説明や設定が記載されていないので、どういう状況で使用されるモードなのかがいまひとつ不明瞭だが、恐らく共同で第3者を修理する為の作業モードだと思われる。(推測)

 
ディスクランチャー

 
ロケットランチャー保持

 
修理モード

アルマダ・トップページに戻る。

inserted by FC2 system