パッケージ

THRUST

(スラスト)

 アメリカでは2003年3月頃、スーパーコン・アソートwave4商品のひとつとして発売されたジェット戦闘機型TF。日本では、「MD-05スラスト」として発売された。



ビークルモード

ロボットモード

 スラストのビークルモードは、米軍が採用予定のF-35統合攻撃戦闘機に似たシルエットの戦闘機になる。機体左右側面には、押し出し式で発射できるミサイルランチャーが装備されているが、これは取り外す事はできない。
 機体の上面に内部メカが露出したようなモールドがある点や、全体にブラックで迷彩塗装のような模様が描かれている点が特徴的。また、エンジン部分(腕部)や機体上面等にウォッシング塗装(いわゆる「スミ入れ」)が施されている。

 ロボットモードでは、頭部、腕部、脚部の関節は一通り可動する。機首部分が頭部になる変形パターンは、G1の同名キャラクターのアニメ版デザインを意識したと思われる。また、両手首に当るパーツが無く、ジェットノズルのままというのがデザイン上のポイントのひとつになっているが、アニメではノズルを開いて指になるように描かれていた。

 ミニコンが合体するパワーリンクスジョイントは、主翼の裏側2箇所と、尾翼の間、機体下面(右胸部)の計4箇所がある。


MINI-CON INFERNO

ミニコン・インフェルノ


ビークルモード

ロボットモード

アタックモード

 付属ミニコン「インフェルノ」は、スプリングで発射可能なミサイルを装備したトラックに変形する。このミサイルの発射スイッチは、胸部のマイクロンジョイントに連動しており、ビークルモードのスラストに合体した状態で、インフェルノ自体をスライドさせて発射させる(後述)。
 また、インフェルノのロボットモードを四つん這いにさせたアタックモードでは、このミサイルランチャーを上下逆にし、発射スイッチが露出するよう指示されている。


パワーリンクス・ギミック

 

 ビークルモードでは、尾翼の間のジョイントに付属ミニコンを合体させてミサイルを発射する事ができる(画像上左)。

 ロボットモードでは、ボディを前後逆に回転させて翼を前面にした状態で、胸ジョイントのミニコン操作で翼を回転させる事ができる(画像上右)。アニメでは、ボディを回転させず背中側のままで、ミニコンの合体も無くこのギミックを発動させていた。

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