パッケージ |
SMOKESCREEN (スモークスクリーン) |
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アメリカでは、2009年6月頃から発売された、デラックスクラス・アソートwave3から登場した商品のひとつ。 スモークスクリーンは、2007年に発売された「オートボット・ジャズ」のリペイント製品で、ポンティアック・ソルスティスに変形するオートボット。映画には登場しない玩具独自のキャラクター。 日本未発売。 |
ポンティアック・ソルスティスモード |
ロボットモード |
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2007年に発売された「オートボット・ジャズ」のリペイント製品で、G1キャラクター「スモークスクリーン」の名が冠されたアイテム。設定も、G1キャラクターと同様に特殊装備を使った陽動作戦を担う戦士とされている。 カラーリング以外の変更点は無いが、ボンネットの変形用ジョイントは、ファイナルバトル・ジャズ等と同様の短いバージョンになっている。 ギミックは、オートボット・ジャズと同じで、胸部の変形にオートモーフ・ギミックを採用。付属武器は腕に装着できる「テレスコーピング・ソード」で、カーモードでは縮めてリアスポイラーに装着可能。車体後部のパーツは、説明書ではロボットモード時には取り外して肩にシールドとして取り付けるように指示されているが、取り外さずに背中に折り畳んでおく事もできる。 全体のカラーリングは、G1同名キャラクターとは異なる配色で、全体がターコイズブルーで、車体側面から後部にかけて赤で塗り分けられ、間には銀のストライプが入っている。ウインドウは一応クリアパーツだが、色が濃く、ほぼ真っ黒に見える。リアスポイラーの中央にはオートボットエンブレムがプリントされている。 映画版ジャズをリペイントした、スモークスクリーン名義の玩具は、これが初めてでは無く、2008年にファストアクションバトラーズ(FAB)のラインで、「イオンブラスト・ジャズ」をリペイントした「ソニックショック・スモークスクリーン」が発売されている。この時には、今回のデラックスクラス版とは異なり、G1スモークスクリーンのカラーリングを踏襲した配色だった。パッケージに記載された設定文は、FAB版とデラックスクラス版の間に特に大きな矛盾は無く、テックスペック数値はどちらも同じ値に設定されている為、同一キャラクターの別バージョンとして想定されたものと考えられる。 スモークスクリーンは、映画には登場しない玩具のみのキャラクターだが、いくつかのコミック・シリーズ(*1)には、地球ビークルスキャン以前の姿で登場している。出版時期から考えて、FAB版の「ソニックショック・スモークスクリーン」の発売を受けての登場(*2)と思われるが、コミック中では、彩度を抑えたブルーグレーのようなボディーカラーに見える。また、ボディには赤い塗り分けもあり、今回のデラックスクラス版の一見、唐突に思える配色は、このコミックでのカラーをイメージしたものと言えるかもしれない。 脚注 *1) リベンジ映画公開時点では、映画第一作の後日譚「The Reign of Starscream」およびリベンジの前日譚「Defiance」にて姿が確認できる。いずれも、地球到着以前の姿。 *2) 同様に、FABで発売された「(クロースラッシュ・)ラムジェット」も両コミックに登場している。 |
うしろ コミックより |
FAB版との比較
左が、FABソニックショック・スモークスクリーン