パッケージ |
JOLT (ジョルト) 「RA-19 ジョルト」 |
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アメリカでは、2009年7月頃から発売された、デラックスクラス・アソートwave5から登場した商品のひとつ。 ジョルトは、シボレー・ボルトのカーモードに変形するオートボット。『リベンジ』映画本編に、数カットだけ登場したキャラクター。 日本では、2009年9月5日頃に「RA-19ジョルト」として発売。 |
シボレー・ボルトモード |
ロボットモード |
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ジョルトは、映画本編に登場しているキャラクターだが、その出演シーンは非常に少なく、数える程しか登場していない。主な出演シーンは、サムを追うディセプティコンに対処する為、出動したオートボット達が路上を走行しているシーンの一部にカーモードが登場、破壊されたオプティマスの亡骸がネスト基地に到着した後の一連のシーンでロボットモードが登場、最後の砂漠での決戦でオプティマスプライムとジェットファイアのパーツを接続する為、電気鞭で通電するシーン等。セリフは一言も無い。また、最終決定前の準備稿を元に製作されている、ノベライズやコミカライズ作品には全く登場していない。 ■カーモード ジョルトのカーモードは、2011年から市販予定のプラグインハイブリッドカー、シボレー・ボルト。 カーモードでは特にギミックは無いが、製品は、実車のスタイルやディテールを比較的正確に再現しており、このサイズの変形玩具としては必用十分な完成度。メタリックブルーの成型色の質感が良い。 ■変形パターン ジョルトの変形機構は、比較的シンプルだが、分割されたカーモードの外装が、全身に満遍なく配置されるのが特徴になっている(ただし、胴体は背中側のみの配置)。 ボンネット部分は展開して背中へ、ルーフは左右に分割され腕部に、車体後半が展開して脚部になる。車体側面の外装(ドア周辺)は、背中にマントのように配される。 カーモードに変形する際の、外装パーツを組み合わせていく過程は、適度な難易度でストレス無く楽しめる。ちなみに、腕部のロール軸の向きをしっかり合わせておかないと、カーモードでフロントウインドウがきちんと収まらない。 ■ロボットモード ロボットモードのスタイルは、劇中の印象よりは寸詰まりに感じる。胴体パーツが全面クリアパーツになっているのが特徴と言えるかもしれない。本来のデザインでは、太もも部分が左右2個ずつのタイヤで構成されているようだが、玩具ではモールドのみで実際のカーモードのタイヤは別の場所に配置される。 基本的な関節部分は可動するフリーポーザブル仕様で、可動部自体の自由度は比較的高いが、全身の外装パーツが干渉して、思うようにポージングできない場合が多い。また、頭部の可動範囲が狭い点が気になる。 なお、右足首下面には、カーモードでの固定用のタブがあり、ぴったりと接地させる事ができない。 ■武器 両腕には、ジョルトの武装である電気鞭が内臓されている。手首部分にあるタブを回転させると、収納されている電気鞭が回転して現れる。収納の都合、電気鞭はプラスティックの一体成型で長さも短く、特別なギミックは内蔵されていない。 ■メックアライブ この製品には、説明書やパッケージには一切「メックアライブ」に関する説明が無いが、実際には腰を回転させると、クリアパーツの胴体内でギアが回転するギミックがある。ただし、クリアパーツの透明度が低い為、見えにくい。 ■カラーリング 全体のカラーリングは、メタリックブルーの車体に、関節部分等の細部パーツが水色とシルバーの成型色。ウインドウと胴体はクリアグリーン。カーモードの後部には車種名である「VOLT」のプリントがある。胸部中央に赤でオートボットエンブレムがプリントされているが、いわゆるムービー版では無い、それ以前の図版が使用されている。 |
うしろ 電気鞭(左腕) 変形途中 |
電気鞭展開状態。