パッケージ
BOOSTER X10
(ブースターX10)

アメリカでは、2007年6月頃から発売された、リアルギアロボッツ・アソートwave2商品のひとつ。

 ブースターX10は、MP3プレイヤーから鳥型ロボットに変形するディセプティコンのリアルギアロボット。映画には登場しない玩具オリジナルキャラクター。

 日本では、2007年7月19日に「MD-12ディセプティコンブースターX10(エックステン)」として発売された。日本版は、商品名の頭に軍団名が付されている。


MP3プレーヤーモード

ロボットモード


 ブースターX10は、デジタルギアモードではMP3プレーヤーの本体とイヤホンの2パートで構成、ロボットモードは鳥型に変形するという、リアルギアロボッツの中でも、異色のアイテムとなった。

 MP3プレーヤーモード本体は、ディスプレイ画面がクリアパーツで成型されているが、他のリアルギアのような画面ステッカーは無く、内部に折り畳まれたロボットモードの頭部と翼が見える。
 イヤホンは、1個だけしか付属していないが、これはコストとデザイン上の制約だろうと思われる。また、本体と接続するコードが省略されているのは、ワイヤレス式という解釈もできる。イヤホンは、軟質樹脂で成型されたハンガーを起こす事で、実際に耳にかけられる。

 ロボットモード(日本版パッケージでは、「ロボットバード」)は、MP3プレーヤー本体が変形した鳥型ロボットに、イヤホンを武器パーツとして背面に取り付ける方式。
 翼は、広げる事ができる他に、上下に羽ばたくような可動軸もある(下図)。脚部は付け根のボールジョイントとヒザ、足首の可動軸によってかなり大きな可動範囲があるが、頭部は付け根に回転軸があるだけで曲げる事はできず、全体のポーズ付けの幅は広くは無い。

 カラーリングは、赤い本体に黒いラインが基調で、クリアパーツはオレンジ。イヤホンには、ディセプティコンのエンブレムと「BOOSTER X10」のプリントがある。

 音楽関連のアイテムから赤い鳥型に変形するディセプティコンという共通点から、G1キャラクターのレーザービーク(カセットロン「コンドル」)を思わせるアイテムである。

うしろ


裏面


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