パッケージ
MOVIE PREVIEW

PROTOFORM
OPTIMUS PRIME


ムービープレビュー
プロトフォーム・オプティマスプライム

MA-05 プロトフォームオプティマスプライム

 2007年7月4日のトランスフォーマー実写映画の全米公開及び、6月2日の関連商品の世界解禁に先駆け、ムービープレビュー・フィギュアとして先行発売された商品。当初は、2007年5月発売と告知されていたが、予定が早められ、ハズブロの運営する通販サイト「ハズブロ・トイショップ・ドットコム」で4月1日から販売開始されたのを皮切りに、順次アメリカ国内のストアでの販売が確認されている。

 プレビューフィギュアとして、関連商品解禁に先駆けて予告フィギュアを先行展開し期待感を高める手法は、ハズブロではスターウォーズ・シリーズでお馴染みで、トランスフォーマー実写映画関連の商品展開は、これを始めとしスターウォーズでの商品ラインをそのままスライドしたものがいくつか見られる。

 発売されたプレビューフィギュアは、「プロトフォーム・オプティマスプライム」と「プロトフォーム・スタースクリーム」の2種で、いずれもデラックスクラス相当のサイズ。地球の乗り物に擬態する以前の彼らの母星サイバートロンでの姿とされている。

 日本では、2007年6月2日に「MA-05 プロトフォームオプティマスプライム」として発売された。



エントリーモード

ロボットモード



 「プロトフォーム・オプティマスプライム」は、流線型の流星のようなスタイルに変形し、これは玩具では「エントリーモード」と呼ばれている。エントリー(Entry)とは進入や入り口といった意味があり、この形態で地球へ侵入し、適合する乗り物の姿に擬態する以前の形態といった意味合い。日本版製品の商品説明では「隕石に変形」と明記されているように、実写映画予告編でも見られる地球に落下する隕石状の物体をモチーフにデザインされたものと思われる。映画本編に先駆けて出版されたIDW社のアメコミシリーズ「トランスフォーマー・ムービー・プリクェル」(映画前日譚)では、細部が異なるもののこの玩具版に近い姿で登場している。玩具設定やプリクエル・コミックの描写からは、流星のような尾を引きながら飛行するサイバートロンでのビークル形態と判断でき、このモードでの星間航行も可能なようだ。

 ロボットモードは、実写映画版トランスフォーマーに特有の人間に近い細身のスタイルを再現しており、間接部分もボールジョイント等を多用してポージングの幅は非常に広い。頭部はいわゆるコンボイ顔とは若干異なるイメージだが、眼には半透明のパーツを使用しており後頭部から光を当てる事で眼が光って見える。手持ちの銃は発射ギミックは無いが、銃口に発射の瞬間をイメージした半透明のエフェクトパーツを取り付ける事ができる。
 手首は開いた状態で造型されているが、内側にタブがあり、銃を持たせる事ができる。

 ロボットモードからエントリーモードへの変形は比較的シンプルで、下半身を180度回転させて、脚部と腕を後ろに曲げてカバーパーツでシルエットを整えるといったもの。 少ない手順で、まったく印象が異なるスタイルに変形するのが面白い。手持ち銃は、バレルとストックを折り畳んで内部に収納する。

 エントリーモードは、流線型のスタイルに、歴代コンボイの一般的な変形モードである、トラックの意匠を部分的に組み込んでおり、前面部分の窓のようなモールドと、側面にある黒い楕円形のモールドにそれが特に現れている。この楕円モールドはタイヤでは無いが、本体の裏面には車輪が3個あり転がし走行させる事ができる。また、後部にはエフェクトパーツを手持ち銃とは逆に取り付ける事ができ、流星の尾のようなイメージになる。
 エントリーモード正面下部は、バンパーのようにも見える形状で、上部には小さくオートボットエンブレムがモールドされている。


ロボットうしろ


エフェクトパーツ使用


バストアップ

エントリーモード正面

エントリーモード側面
エフェクトパーツ使用


同時発売のプロトフォーム・スタースクリームとの対決


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