パッケージ
AUTOBOT RATCHET
(オートボット・ラチェット)
 アメリカでは、2007年6月頃から発売された、レジェンズクラス・アソートwave1商品4種類の内のひとつ。
 映画キャラクターを廉価に再現した低価格商品で、再現度は低いが実際に変形可能なアイテム。

 日本では、2007年7月末にすばる堂から、「トランスフォーマーEZコレクション」として、食玩扱いで発売。


ハマーH2モード

ロボットモード

 オートボットラチェットは、レスキュー仕様のハマーH2に変形する。パッケージには、実車メーカーのGM社のライセンス表示もある。

 今回のレジェンズ版ラチェットの変形パターンは、他クラスの商品とは全く異なる独特のもの。車体の左右を展開し、その空いた空間にボンネット部分を180度回転させて胴体を構成するという手順で、廉価版商品ならではの大胆なアレンジが加えられている。
 ロボットモードでは、この変形パターンの為、両腕の付け根以外の可動部分は無い。

 カラーリングは、全体がグリーンで、タイヤやジョイント部分がブラック。車体側面には赤ラインが入れられているが、そのほかのマーキングは再現されていない。ロボットモードの腹にはオートボットエンブレムがプリントされている。




うしろ

変形途中

■バリエーション■




左:後期版、右:初期版

 レジェンズ版オートボット・ラチェットには、成型色が異なるバリエーションが存在する。

 初期出荷分は、ヴォイジャークラス版のオートボット・ラチェットに近い色味の成型色だったが、後に緑色の強い色味に成型色が変更されている。

 初期版とは言うものの、地域によっては2007年6月2日の映画関連商品解禁日の時点で、両方のバージョンが同時に平行して出荷されていた。これは、映画シリーズの商品は、解禁日に同時に多数の商品を用意しなければならない為、生産がかなり先行していたからである。この為に、地域によっては、どちらかのバージョンしか入荷しない場合や、両方のバージョンが同時に陳列された場合すらあり、人によっては前期、後期の判断が錯誤している場合がまま見られる。
 なお、発売時期が遅かった日本版EZコレクションは後期版での出荷となっている。

 このページで使用した画像は、上の2枚の比較画像以外は、全て後期版を使用している。

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