海外版パッケージ
Gyro Blade
BLACKOUT
(ジャイロブレード・ブラックアウト)


日本版パッケージ
 アメリカでは、2007年7月頃から発売された、ファストアクションバトラーズ・アソートwave3商品のひとつ。

 ジャイロブレード・ブラックアウトは、ヘリコプターの"MH-53ペイヴ・ロウ"に変形するディセプティコン。商品名にある、「ジャイロブレード」は、ロボットモード時にローターを手持ち武器にする事から。パッケージには、実機メーカーのシコルスキー社のライセンス表示も記載されている。

 日本では、2007年8月9日に「ベーシック・ブラックアウト」として発売された。


ビークルモード

ロボットモード

 ビークルモードでは、実機よりもかなりディフォルメされた形状になっている。ローターは回転可能。機首からはボタン操作でミサイルを発射できる。

 ロボットモードは、ローターは取り外すように指示されている。スタイルは、上半身と頭部がかなり大きく、下半身は細身に作られている為、かなりバランスが悪く感じる。関節は、脚部の付け根がボールジョイントの他、ヒザ、足首、両肩が可動する。
 武器ギミックは、FABシリーズ共通の腰のスイングアクションと、胸部からのミサイル発射。また、ローターを左手に取り付ける事ができる。

 説明書には無いが、機首の先端部分はミサイルを取り外した状態で下に折り曲げる事ができる。

 カラーリングは、全体がグレーで関節パーツやローター等が黒の成型色。着たい横のタンク部分にイエローのストライプがプリントされているのがポイント。また、機首にディセプティコンのエンブレムがある。


背面


機首先端を折り畳んだ状態

うしろ

バトルモード

 この製品には、ヴォイジャークラス製品等には無いバトルモードが新たに設けられている。

 変形パターンは、背中に当たるパーツを胸部前面に展開して、ローター基部を上に跳ね上げて、あらためてローターを取り付けるという単純なもの。

 この製品の通常のロボットモードでは、ローターは取り外すように指示されているが、映画デザイン等では、頭部よりも上の位置にローターが配置されるようになっているので、この形態が本来意図されたローターの配置位置なのかもしれない。

 また、胸部に展開するパーツは、銃口のようなモールドがあり、恐らくは、映画本編でのカタール基地襲撃時にエップスがビデオ撮影するシーンで見られた、胸部から展開するキャノン砲を再現したものと思われる。
 このパーツは、胸部に展開すると、丁度ミサイル発射ボタンを押し込むようになっており、展開と同時にミサイルを発射する連続アクションが楽しめる。


バトルモード


ローターを左腕に装備


連動変形アクション
 下半身を下に折り曲げると、肩が左右に広がる。

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