パッケージ

DROPKICK

(ドロップキック)

MD-18 ドロップキック

 アメリカでは、2007年9月頃に発売された、デラックスクラスアソートwave6から登場した商品のひとつ。

 ドロップキックは、スィンドル等と同じく、実写映画の世界観を舞台としたゲームに登場する量産型ドローンユニットで、ゲーム中では、頭部と腹部の形状を変更して、オートボット、ディセプティコンの両サイドに登場する。今回の製品では、ディセプティコン側としての発売ながら、デザインはオートボット側のものをベースに造型されている。

 日本では、2007年11月15日頃に「MD-18ドロップキック」として発売された。尚、当初は10月18日発売とされていたが延期された。



ビークルモード

ロボットモード


 ドロップキックのビークルモードのピックアップトラックは、特定の車種を再現したもので無いが、部分的にはシボレー・シルバラードに似た箇所がある。とは言え、車種を同定できるほどの類似性は無く、あくまで架空の車種となっている。

 ロボットモードでは、脚部が鳥のように大きくS字型に曲がった独特のスタイルになっている。基本的な関節部分は全て可動するフリーポーザブル仕様。両腕には2連装のガンが装備されている。また、荷台カバーが変形したキャプチャークローを武器として手に持たせる事もできる(後述)。

 カラーリングは、カーモードではシルバーの車体色を基本として、ルーフや荷台カバーがブルーになっている。そして、ルーフからボンネットにかけて上から見ると巨大なディセプイティコンエンブレムが描かれている点が大きな特徴となっている。
 ロボットモードもシルバーとブルーが基本色で、腕や脚部はブラックの成型色。腹部の五角形のモールドの中心には、ディセプティコンのエンブレムがシルバーで小さくプリントされている。
 ウインドウはもちろん、フロント、リアのライト類もクリア成型の別パーツで再現されている。


うしろ

■キャプチャークローギミック

 カーモードでは、荷台部分にスポイラー付きのカバーをかぶせられており、取り外した際の内側にもモールドが再現されている。このカバーには可動式のキャプチャークローが内蔵されており、上面のツマミのスライドによって出し入れでき、ツマミを回転させる事で開閉ができる。この際に荷台の後部ゲートが開くが、クローを収納した際には、スプリングで自動的にゲートが閉じるようになっている。





カーモード荷台部

キャプチャークロー装備

■オートモーフアクション

 オートモーフアクションは、カーモードの前輪部を跳ね上げると、スプリングでドア部分が開くようになっている。ただし、カーモードでドアのみを開く事はできない。また、ルーフを開くと頭部がスプリングで飛び出す。






ゲーム中のデザイン■


ディセプティコン

オートボット

 ドロップキックはゲーム中に2種登場するデザインの内、オートボットバージョンをベースに造型されている。ただし、頭部はカメラやマスクの形状に若干の違いがあるようだ。
 ここに掲載した画像は、ゲームの発売元であるアクティビジョン社がプロモーション用に運営していたオンラインゲームからの抜粋。オートボットとディセプティコンの両バージョンの違いがよくわかる。ディセプティコンバージョンは、スィンドルやドレッドウイングと同様の丸いカメラのシンプルな頭部。腹部の形状も、ディセプティコン側は円形、オートボット側は五角形となっている。
 上のオートボットバージョンの画像では、T字型のバイザーがあるように見えるが、他の角度からのグラフィックを見る限りでは、この部分はマスクの一部で、カメラアイはその上に小さな双眼としてあるようだ。

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